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2024年はだの丹沢水無川マラソン完走記 後編「走れる幸せ、チャレンジ出来る幸せ」

はだの丹沢水無川マラソン
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「秦野駅の発着メロディーに合うLUNA SEAの曲ってなんだ??」

そんな問いがグルグル回る会場入り。

会場入りの際に秦野駅の発着メロディーをLUNA SEAの曲にする署名活動みたいのをやっている方々がいて、LUNA SEA好きだったので署名。

「ちなみに候補曲って何なんですか??」

と、聞いたら、「ROSIER」か「I for You」だと。

いやいや、「DESIRE」と「IN SILENCE」も捨てがたい。

でも、なんかどれも駅な感じと秦野の自然豊かなイメージとなんかマッチしないような・・・まぁそこは推したモン勝ち。

「SHINE」の前奏が一番発着メロディーに合いそうだけどなぁ・・・・。

秦野駅の発着メロディーがLUNA SEAになったら、いつか電車で訪れてみよう。

そんなことを思いつつ、快適過ぎる体育館で準備。

今日のレースプランは、ない。

走り出してみて、呼吸の感じ、背中の感じで判断しながら最適と思われるペースの上限を突いていく。下限でもなく、真ん中でもなく、上限を突く。ハーフマラソンだから。突っ込み系ランナーだから。

そんな感じで突っ込んで、今日も、儚く散っていくのか、花びらのように・・・・(だからLUNA SEAからもう離れてレポを書けとw)

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スタート~10km

大会ホームページより引用。

はだの丹沢水無川マラソンは、かつて奇跡の90分切りを果たせたコースで、坂あり景色最高の大好きなコース。

ざっくりとした印象は、スタートしてから富士見大橋を渡るまではフラットで、そこから秦野戸川公園までは登り基調、そこからゴールまでは下り基調と言った感じ。

とてもペースを数字で管理しながら走れるようなコースではないので呼吸の感じで進んでいき、登りはペースダウンするだろうけど、その分は下りで返済。そんな感じで走ろうという目論見でスタート。

スタート前。

スタートして、とりあえず流れに乗っかっていくも、周りのペースが速すぎる!

そのペースに乗っかっていくと4:00~4:10/km位。これじゃ自己ベスト出た時と同じくらいのペースだ!

これじゃ間違いなく持たない。

そもそもこんなペースで走るトレーニングを全然今年はやっていない。

アクアラインマラソン前に足柄峠走で心肺に刺激を入れつつ自脚を鍛えた程度であとはジョグしかやってない。

楽ではないけど、キツすぎない呼吸の感じを探りながら走る。

ようやく適正な呼吸の感じを見つけた頃には富士見大橋を渡り、登り基調へ。

富士見大橋を渡ると、いきなり笑っちゃうような坂。ハーフマラソンでこの坂を用意してくるとは、素敵すぎるぜ。

天狗のこみちマラソン、大山登山マラソン、そしてはだの丹沢水無川マラソン。神奈川県は面白い坂の大会が多い気がする。

そんなことを思いつつ、ひいこら坂を走る。

懸案事項の背中もなんとか大丈夫そう。ただ、時々刺し込みなのか何なのか、横っ腹が痛くなる。我慢できない程でもないので、適当にやり過ごしながら進んで行く。

そんな感じでどうにか10km通過。

良い感じで来ているけど、ここから登り坂の凶悪度がさらに増してくる後半戦。気合いを入れなおして挑みます。

10kmまでのラップタイムです。

10km~ゴール

はだの丹沢水無川マラソンの高低差(僕のGPSウォッチで取ったデータです)。後半が燃える。いや、萌えるw

10km過ぎからは坂のバーゲンセール。次から次へと繰り出される登り坂に半笑いで登っていく。

本当この辺りはキツいんだけど、応援に背中を押してもらえることでどうにか登っていける感じ。

どの地点か忘れましたが、馬に乗って応援してくださっている方がいて、馬がかわいかった・・・!

それにしても、キツい!めっちゃゼーハー言っている。

キツいけど、どんなにキツくても歩かない。ここから館山若潮マラソン、大山登山マラソン、チャレンジ富士五湖、野辺山ウルトラマラソンと僕にとっては相当、いやめちゃくちゃキツい修羅の道が続く。

その修羅の道を楽しむ為に、これからの日々は自分を叩き上げる日々だ。

そんな日々を目の前にして、ここで心が折れる訳にはいかない。

そんなことを思いつつも、「登り坂、もう勘弁してもらえませんか??」と思い始めた頃、ようやく秦野戸川公園の吊り橋に到着!絶景を眺めながら、今度は下り坂へ。

下り坂は大好物・・・・のはずなのに、なんかもう脚が着地衝撃にギブアップ状態w

そりゃそうだ。4:30/kmでハーフマラソンを想定した距離を走るトレーニングしてないんだから。

ランニングは本当それまでの準備がモノを言う。それが楽しい。

この日なりの脚が耐えれる上限までペースを上げつつ、水無川沿いをゴールに向かって突き進んでいく。

やっとゴールだぜー!と思ったら、まさかの競技場1周のオマケ付き(笑)マジキツかった・・・!!

競技場を一周している時に、ゲストランナーの渋井陽子さんにぶち抜かれつつ声を掛けて頂き、こばすけご満悦・・・!つーか、渋井さんすごく軽い感じで走っているのに、グングン進んで行ってて速くて、思わず「すっご・・・」と言ってました(;^_^A

そんな感じで、ラストは少し上げて無事ゴール!!

なんか、出走出来たことやゴール出来たことで、安堵感でいっぱいのゴールでした。

なんかよくわかんないけど、走れて良かった!

結果は手元の時計で1時間36分。

今年の状況を考えるとすごくいい感じで走れたと思いますし、何より楽しかった!

前編で書いた通り、「何かの区切りになるから出たい」とぎっくり背中になってからも前日まで諦めずにケアを続けて本当に良かった。

去年の今頃から今年の夏位までは、本当に色々しんどいことが多くて、走ってはいたもののあまり前向きな気持ちで走れてないというか、ランに限らず全てのことがモヤモヤっとしている感じだった。

それでも、少しでも走ることで、気分転換になっていることも事実だったし、楽しい瞬間もあった。そういうことの積み重ねで、色々な問題とも対峙していけたし、収束の方向へ持って行くことも出来たように思う。

今回のことで思う事は、僕は走ることで救われていたのだと思う。

そんな日々を経て、問題も収束し、ランニングも本格始動を始めた9月からは大会に向けて意欲的に走るようにもなってきた。

好きな事があって本当に良かったと思う。

走れるだけで丸儲けだし、大会に向けてトレーニングを積んでいくのも、緊張したり、不安になったりして充実した日々を過ごせる、そういうチャレンジしていく日々を過ごせるのもすごく幸せだと思う。

そんな日々が送れることは、当たり前の事ではないと、去年のこの大会をDNSしてから、今年の夏位までで痛感した。

走れること、チャレンジ出来ることは幸せなことなんだ。

そんなことを思いつつ、感謝感謝で大会会場を後にするのでありました・・・・!

2024年はだの丹沢水無川マラソン完走記 後編「走れる幸せ、チャレンジ出来る幸せ」完

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