僕が社会人になって、面食らったことは飲み会の激しさ、仕事の厳しさ、等々色々ありますが一番驚いたことはこれ。
不満たらたらで生きている人が多いこと。
仕事への不満、会社への不満、上司への不満、給料への不満、家族への不満、、、、
飲み会とか、これらをテーマにした壮大な愚痴大会となっている時もありました。
僕も不満が全くない訳ではありませんが、折り合いをつけられる範囲で上手く折り合いを付けていきますし、折り合いがつかないのならば僕は別の場所へ行くことや(転職)、その場所で折り合う方法(部門を変えてもらう、上司に相談する等)を模索していくようにしていきます。
そんな感じで考えて行動して、不満垂れ流し状態にならないようにしております。
現状に不満があるならまず行動してみよう!という話です。
こういう大人になりたくない
「不満を垂れ流す人にはなりたくない。」
そういった思いが昔からあります。
やらずに、ああだ。こうだ。と言って何もせずに不満を言って行動しないのは好きではない。
行動することで、環境が変われば変化が起きますし、環境が変わらなくても行動したことによる気づきがあれば現状の捉え方が変わると思うんです。
実際行動したら、捉え方は大きく変わりました。
あっさり辞めてしまう男
僕、不満に思ったり疑問に思って「あ、ここにいてももうこれ以上は無理」と思ったらすぐに相談等を始めて現状をどうにか出来ないか模索して、それでもダメなら転職活動を開始します。
大学のテニス部も部のやり方がどうしても理解できず、ついていけないし不満タラタラだし・・・というので一度退部したことがあります。
そこから半年位、サークルでテニスをして過ごしましたがガンガンテニスしない生活が物足りなく感じたことや、離れてみて感じた部の魅力等に気づいてジャンピング土下座で再入部のお願いをして部に戻ったこともあります。
スラムダンクの三井寿みたく、ドラマティックに部に戻って活躍したかったのですが残念ながら共通点は膝にサポーターをしている位でした(;^_^A
そんな人なので、新卒でやっと入社した会社も1年位であっさり辞めてしまいました。
仕事内容にどうしても納得が出来ず、相談もしましたが回答は僕の納得出来ない部分は業界の体質みたいな所もあり変えるのは困難・・・・しかも新卒ですぐに部署を異動するなど無理でしょうとのことでした。
この時期、不満だらけの飲み会に辟易していて、自分が仕事に対して疑問に思う部分も「こういうもんだ」と我慢して仕事していればいつかこういう風に不満を垂れ流す大人になってしまうのか・・・嫌だなぁと思いました。
実際、相談した際には「そういうもんだと思って、お金の為と思って割り切りなさい」と言われました。
多分そこで仕事していくぶんには正しいとは思いますが、僕はどうしてもそれが嫌だったので退職してしまいました(;^_^A
その後、入社した会社も入社3年後に業績が大幅悪化したことと、結婚を控えていたことでもう少し年収アップ出来ないかと転職エージェントに登録し、働きながら転職活動をして転職しました。
この時経験した2回の転職活動で色々気づきを得ます。
「どうせ続かないでしょ」と面接官の顔に書いてあった面接
この際に行った転職活動。
一回目は退職した状態で行い、二度目は在職しながら行いました。
どちらにも共通していたことがありました。
面接官の顔に「こいつ・・・・仕事続くの?」と書いてあるんです。
面接はスムーズに進むし、面接をして頂ける時点で興味は持ってもらえているのでしょうが僕がどんなにアピールしてもその懸念点は相当あるように感じました。
そりゃそうだ。
時間と費用かけて採用した人材がすぐに退職したら、たまったもんじゃないですもんね。
僕に対して面接官が抱く「こいつ・・・仕事続くの?」という不安をどうにかこうにか面接で軽減するような自分の売り込み方をしてなんとか採用して頂きました。
転職エージェントから来る恐怖のフィードバック
転職エージェントに登録すると面接で不採用だった理由も多少はオブラートに包まれるのかもしれませんが担当の方から聞いて知ることができました。
僕の場合多かったのが、
「人柄は良いが、仕事を短期で辞めている点。ここが引っかかる」
というフィードバック。
面接を受けていてもそれはすごく相手が僕に対して抱いていそうだなと思ったので、まぁそうですよねぇという感じでした。
後、「経験」についてはあまり評価頂けていないという事実が堪えました。
自分としては、短期とはいえ一生懸命やってそれなりの実績は上げているつもりでしたがそこはあまり評価されていない。
自分の市場価値の低さを感じざるを得ない、フィードバックでした。
客観的に自分の価値を知ることで、得られること
転職活動をしたことで、3つの気づきがありました。
【自分の市場価値を高める重要性】
転職活動を通じて痛感したことは、「継続力が低いと評価されずらい」ということ。
自分という労働力の信用が低いという状態。
そりゃそうですよね。
提示される年収の額は様々でしたが、自分への信用度の低さをすごく感じました。
雇われて、働くには継続力はとても重要なファクターなのね・・・と痛感しました。
もちろん、しっかりしたスキルや実績があれば違うのかもしれませんが当時僕にはなかったので。
スキル・実績・継続力、この三つを高めようと思いました。
【就職は「雇われる=労働力の売買」という側面に気づけたこと】
自分という労働力をどう売り込んで、買ってもらうか。
会社は僕という労働力を買うという判断をした場合は労働の対価を提示して、僕はそれに見合わないと思えば売らなければいい。
そんな、とてもシンプルな関係。
今もサラリーマンとして働いていますが、見合わないと思えばそのように行動するのみです。
金銭的な部分もですが、他も大切なのが労働環境や周囲との関係性。
僕は一度とんでもないパワハラ上司にあたってひどい目にあったことがありました。
13人いた営業がその上司が来てから半年で7人退職。
ちなみに僕は8番目(笑)
人格否定される職場や、ブラック企業なんかは耐えていても食い物にされるだけなので全力で辞めて次探したほうがいいと思います。
そんな環境に自分の労働力を売る必要なんてないのだ。
ちゃんと自分が納得できる環境に労働力を売ろう。
【感謝の気持ち】
不思議と転職活動を何度かしたら、企業に対して「労働力を買ってもらったから、ちゃんとその分は返そう」と自然と思えるようになりました。
すごくそこに対しては素直に思えるようになりました。
この3つの気づきから、僕に大きな現状に対する「納得感」が生まれました。
行動しよう!
現状に何か疑問や不満があったら、「まず行動してみよう」と思っています。
この行動は、相談や話し合い、転職活動の結果今いる会社に残るという選択もあると思いますし、もちろん行動の結果転職するということもあると思います。
この選択は、どちらを選ぶかは大して問題ではないと僕は思っています。
行動した結果、どちらを選ぶにしても納得感が生まれると思うんです。
納得感があれば、きっと不満を垂れ流すようなことにはならないと思うのです。
新たな所で不満や疑問が生まれたとしても、行動する人ならば不満を垂れ流す前にまた行動することと思います。
これは、今回転職にスポットを当てて書きましたが他の人間関係でも部活動でも何らかのコミュニティでもそうだと思います。
不安や不満を垂れ流して、ここではないどこか、今ではないいつかを生きていると本当にツラいことになります。
生きているのは今で、今の積み重ねこそが未来なので。
今を大切にするのが何よりも大切だと思うのです。
まずは、行動。
そこから自分の選択に納得感が生まれてくると思います!!
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