2年前から始めた資産運用。
当初はつみたてNISA口座で積み立て投資を始めて、そこから特定口座で高配当株投資をしたり、余剰資金でインデックスファンドをスポット購入したりして、値動きを見たり、配当金を受け取ったりして自分がどんな反応を示すのか等を確認しながら過ごしてきていました。
自分の反応を見ながら、自分が資産運用をする目的や投資手法のメリット・デメリットについても様々な動画やブログ、書籍を読んで情報収集を続けてきて、まだ資産運用を始めてたったの2年なのですがなんとなく自分の好む傾向がわかってきました。
それを踏まえた上で定まった投資の方向性は、「インデックス投資と高配当株投資の二刀流」。
それぞれの投資の目的地(ゴール)は、
- インデックス投資:「資産の最大化」と「仕事を辞めた後の生活資金の準備」
- 高配当株投資:「生活固定コスト(電気代や家賃等)の支払い充当(最初は1か月分を目標に、最終的には1年分を目指したい)」
こんな感じ。
これを実現する為に、支出の適正化をして投資に充てる資金を確保し、インデックス投資は積み立て投資を中心に、そして高配当株投資は月末に買い付けをしていくこととしました。
はっきり言って、投資の目的地(ゴール)は、ウルトラマラソンのスタート地点で100km先を思い浮かべるよりも遠い感じがします。
でも、ウルトラマラソンでもそうだけど目標を小刻みにして積み重ねていくことで、気が付いたら100kmに到達している。だから、投資でもそんな感じでやっていきたい。
この「インデックス投資と高配当株投資の二刀流」に辿り着くまでは、結構色々と情報を集める中で逡巡しました。
そんな逡巡や、間違いがあるかもですがインデックス投資と高配当株投資の自分なりに感じる良い所等をまとめ、その中で自分はどういう考えで二刀流にすることにしたかを書いていきたいと思います。
インデックス投資、自分なりに考察してみた
インデックス投資の良い所は「とにかく合理的」。
市場の指数に合わせて値動きし、配当金を受け取らずにひたすら再投資し効率的に資産を拡大していく。
そして、必要になったら取り崩す。
ある意味、買ったり、積み立て設定したら後は「ほったらかし」でいい。
反面、資産は増えていくものの、「今」が良くなっている実感が湧きにくいという部分があるかなというのが僕の感じた所です。
後、これは僕の性格的な部分もありますが、僕は取り崩しが苦手です(;^_^A
なので、下手すると資産は拡大してるけれども、その恩恵を受け取らずに過ごしていく・・・ということが普通にあるような気がします。
老後に必要になった際も、そういった性格的な部分で気持ちよく取り崩しが出来るかが少し懐疑的な部分があります(;^_^A
これが、僕がインデックス投資について思うデメリットの部分です。
高配当株投資、自分なりに考察してみた
高配当株投資の良い所は、配当金が入ってくる所。これに尽きると思います。
前述したように、電気代を始めとする固定コストの支払いに充てていき、それが1か月分、2ヵ月分と増えていけば、お金を稼ぐ必要性という部分から少しづつ自由になっていけます。
今の所、「FIREしたい」とか「仕事辞めたい」というのはないですが、以前に過労で倒れたこともあるので、家計を守る為にも現在のキャッシュフローを改善するということもやっていきたい。
それに、今は定年が伸びていて希望すれば働くことは出来そうですが、僕は出来れば早く仕事とおさらばしたいという希望もあるので、ある程度のキャッシュフローを給与所得以外で得ておけば目に見える形で仕事を続ける・続けないの判断が取りやすいと思うので、それが高配当株投資の良い所かなと思う所です。
反面、高配当株投資は資産の拡大という点では配当金を出すたびに課税される点や配当金を出すので株価そのものの値上がりは期待しずらいという側面があるように感じます(株価の値上がりも期待できそうな銘柄もありますが)。
自分の性格に合う手法という視点で考察する
インデックス投資と高配当株投資、自分なりの解釈で捉えると、
- 未来に向けての備えが欲しい:インデックス投資
- 現在の生活が良くなっている実感が欲しい:高配当株投資
自分なりの2つの解釈はすごくしっくりくるし、「取り崩し」に抵抗感が強くあるので、仕事を辞めた後にインデックス投資を取り崩すのみで生活していくのは性格的に厳しいかなと予想されます(気合いで崩しますが)。
その性格を考慮すると、自動的に配当金という形で入ってくる高配当株投資は自分の性格にフィットしているかなと思うのです。
また、老後はネックになるかもしれない「取り崩しに抵抗がある」点もインデックス投資を継続していくには強みになると思いますし、「まとまった資産がある」という安心感が欲しいという希望もあるのでそういう点をかなえるにはインデックス投資が最適だと思います。
そんな自分の性格を考慮して、インデックス投資と高配当株投資の二刀流で行くこととしました。
まとめ
資産運用を始めてから、様々な投資手法や投資対象があり、それぞれ面白いなぁと思っておりますが自分の目的と性格に合った方法はどれなのか模索しておりました。
効率性ばかりでも心地よくないし、今が良くても備えがないがしろなのも心地よくないように感じる。
逆に備えが万全でも今が良くなっている実感が湧きずらいのも、あまり心地よくない。
この「心地良さ」こそが、投資を継続していく上で大切な「納得感」「腹落ち」と呼ばれるものなのかなと思いました。
「心地良さ」を追求していった結果、「インデックス投資と高配当株投資の二刀流」に辿り着きました。
こんな感じの方向性で資産運用に取り組んでいきたいなと思います。
ワクワク感を胸に継続、継続。
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