先日住んでいる家の契約更新の手続きの為不動産屋へ行ってきました。
手続きは滞りなく出来、無事更新できました。
毎回、契約書が送られてきて、家賃交渉をして、更新して、の流れでやっておりますが更新の度に思うことが、
「今後、家どうしよう?」
ということです。
今の家、広さの割に家賃が安くて、周りも静かで言うことないんですよね。
快適すぎて、次のことを考えることを止めてしまうレベルです。
タイムリミットのある話でもないので、特に期限をいつまでにとは決めてはいないものの、賃貸でこのまま行くのか、購入するのか、と更新のタイミングでいつも考えてしまいます。
「購入」か「賃貸」か?
この問題について、
「損か得か」
で議論されていますが、これは損得の問題ではない気がしております。
「資産になる!」という人もいますが、これから人口が減っていくこの国ではよほどの立地でないと資産にはならないように感じます。
「終の棲家になる!」という人もいますが、実際仕事で病気やその他の事情で家に住めなくなる高齢者を山のように見てきているので、なかなかそうも思えない部分もあります。
そんな感じで「家を購入する」ことについてすっかり冷めきってしまっている僕。
僕が住宅を購入する基準は、その家、その地域でどう生きていきたいか?
それを基準に考えるようにしております。
僕が思う購入・もしくは賃貸でのメリット・デメリットはこんな感じです。
購入の場合
【メリット】
- 家の内装やリフォーム等自由に出来る
- 購入するなら、ほぼローンなしで購入するつもりなので、購入後の住宅コストが賃貸より下がる
- 契約更新の度度に保証人をいちいちお願いしなくて済む
【デメリット】
- 引っ越しがしずらくなる
- どちらの実家も持ち家なので、不動産が増える(両親亡き後にそこをリフォームして住むという手がある)
- やばい隣人・災害・移住等、この先の環境・自分の変化に対応しずらくなる
賃貸の場合
【メリット】
- 自由に住居や生活エリアを変化させられること(この先もっと小さな家に引っ越せばもっと住宅コストは下げられる)
- 支出の予想が立てやすい
- 自治会活動等にそこまで参加しなくてもいい(地域と距離感保てる)
- 災害等で被災しても持ち家程のダメージは負わない
【デメリット】
- 常に家を借りる際に保証人の問題が付いて回る
- 高齢になった場合に借りれるのかどうか。方法はあるし、今後そういう人は増えると思うので大丈夫だと思っているが・・・・。
- 家の中をリフォームしずらい。ちなみに年取って手すり等つけたい場合は置き型の手すり等もあるのでそこは大丈夫だと思っています(福祉用具の進化はすごい!)。
この辺が賃貸か購入かでメリット・デメリットとして、僕の頭の中でパッと出てくる所です。
「購入」か「賃貸」かよりも大切な事
結局の所、どちらもメリットとデメリットは浮かんできます。
その中で「暮らしたい」と思う地域・エリアで「住みたい」と思う家があって仕様・価格共に希望に合致してくるものがあれば購入しますし、それがなければ「暮らしたい」と思った地域で賃貸に住み続けると思います。
今は後者を選択している状態です。
どちらにしても、住宅コストは用意する必要がある
以前に読んだ「賃貸か購入か」のテーマを扱った本では購入した場合も、賃貸でいった場合も、住宅費として掛かる総額は変わらないと記載がありました。
しかも「どちらが得か?」の話題でいつも思うのは、住む住居の条件でそんなのどうとでもなるのであまり参考にならないなという感じです。
「得だから」
「損だから」
で、住宅についての決断をするのではなく、僕はどう生きるか、どう暮らすのか?
にスポットを当てて考えたほうが良いのではないかと思っております。
購入、賃貸どちらにせよ、住宅コストは生活費の中で結構な割合を占めるものなので、どちらで行くにせよある程度のまとまった金額は用意しておいたほうが良いだろうと思っており、家計改善・貯蓄・投資等して用意を進めております。
どう生きる、どう暮らすか?
僕は「どう生きるか?どう暮らすか?」を一番に住宅を検討しております。
住む地域については、今住んでいる地域がとても気に入っているのでこの地域に住み続けたいと思っております。
住宅に求める必須条件としては、
- リクガメを飼っているのでペット可物件であること
- 2DKか、2LDKの間取りであること(これ以上広いと家族構成上広すぎて無駄に感じる)
- 日当たりが良い事(太陽はヒト・リクガメどちらにも大切です)
- 風通りの良い家であること
- 好きな海に歩いて行ける距離であること
この辺の条件は外せないので、この条件に合う賃貸が今住んでいる家です。
条件に合って、かつ金額等もあって、住んでみたい!という家と出会ったら、購入するかもしれません。
つらつら書いていきましたが、損得ではなく、自分の「どう暮らしていきたいか?」を中心に住宅は考えて行こうと思います。
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