2月に入り、4月のチャレンジ富士五湖ウルトラマラソンに向けての準備をする日々。
ロングジョグをしたり、
ギアの確認をしたり、
ケアをしたり、
そんなことをしつつ昨年のことを振り返っていると、昨年はマジで何かがキレていたんじゃないかという位、走っていた。
2月は350kmを超え、3月は450kmを超えて走っていた。
それでも、当日は経験したことがないくらいのキツさを味わった。
スタートからゴールまで、14時間20分。多分当日も何かがキレていたと思う。
なんだかそんな感じで昨年を振り返っていると、「アレはマグレだったんじゃないか?」という風にすら思う。
マグレだとしても、確かに覚えている。キツかったけど、楽しかった。
富士北麓公園に帰ってきた時の、どこか現実感のない感じ。不思議な安堵感。
遠くに聞こえていたメイン会場のアナウンスがどんどん大きく聞こえてくる。
限界に近い体で、ボーッとする頭で、「あ、オレマジで帰ってこれたんだ」と思った時の感じ。
今でも覚えている。
アレをもう一度、やりたい。
改めて感じるハードルの高さ
「もう一度、118km完走したい」
そう思うのは簡単。これを出来るようにするにはどうしたらいいか?
少なくとも、昨年並みのトレーニングをしないと厳しいだろう。
ズバリ、週間走行距離100km越えを何度出来るか?しかも故障なく。
これがまず、すごくハードルが高い。
これをやりきって、本番を迎えないと話にならない。
そう、当日はその日までやってきたことしか出来ない。だからこそ、今自分を叩き上げる必要がある。
あれだけ準備しても、当日は相当キツかった。
改めて、当日までの日々も、当日もハードルが無茶苦茶高い。
「知っている」という有利さと不利さ
前回と今回で最も違う所は、
「118km走ることが既知であること」
知っていることは強みでもあると同時に、弱みでもある。
本栖湖で虚脱感と絶望感でヘロヘロ歩いていた時の感じ、フラフラになりながら最終エイドに入っていったあの感じ、ゴール後しばらく続いた疲労感。二週間は体が走るのを拒否していたような気がする。
変にキツさを知ってしまっている分、例えば「この地点でこれだけキツいのだから、もうこの先は無理だろう」とか思ってしまうことがある(前科アリ)。
これに対する処方箋は「覚悟」。あらゆることを受け入れて、楽しんで、笑い飛ばす「覚悟」が必要だ。
もう一度、あのキツさ、疲労感、恐怖感に立ち向かう勇気があるか?
当日までの日々も自分に課したトレーニングを積み上げていくことが出来るか?
前回も相当覚悟と勇気が必要だったけど、今回も「既知」であるが故の覚悟と勇気が必要だと思っている。
本番の日まで、積み上げていく
色々準備している中で、昨年の完走記も読み直したりしていると「マグレなんじゃねーか」「これ、もう一度出来るのか??」などと思ってしまう弱気な自分がいる。
今出来る事は、とにかく積み上げて積み上げて、自分を叩き上げていくこと。
そして、富士北麓公園のスタート地点に元気に立つこと。当日までの日々も、当日も楽しみ倒すこと。ものすごい覚悟を持って楽しむこと。
ビビッてはいますが、2月に入って富士五湖対策を始めて、走るのがより楽しい。
シビアにやらないと厳しい部分もありますが、そんなことも含めて当日までも楽しんで準備していきたいと思う。
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