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2022年4月からのウルトラマラソン3連戦振り返り

ランニング
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今年はコロナ禍前には毎年参戦していたウルトラマラソンの大会に参加することが出来て、大会参加を通じて色々うれしい思いや悔しい思いが出来て楽しかったです。

大会レポで大会当日の事は振り返っているものの、それまでの準備の事(主に精神面)などなど振り返っておきたいと思います。

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3連戦結果

4月:チャレンジ富士五湖5LAKES→56km足和田出張所エイドでリタイア

5月:野辺山ウルトラマラソン→12時間なにがし(忘れた)でゴール

6月:奥武蔵ウルトラマラソン→ギリギリ9時間切りでゴール

ウルトラマラソンで、タイムを狙って走るのはとてもじゃないけど無理(精神的にも肉体的にも)なので心に余裕と強さを持ってゴールまで行ければよいというスタンスでやっています。多分それが出来ればタイムも付いてくるでしょうと・・・・。

今回は、初めて100kmウルトラマラソンで12時間台でゴールすることが出来たのでそれはうれしかったです。

とはいえ、チャレンジ富士五湖のDNFはやっぱり悔しかったです。

もう5LAKESは3連敗。チャレ富士のゴールは僕にとって自分がゴールする場所ではなく帰ってきたランナーに声援を送り、奥さんを待つ所になってしまっています。

エントリーして、ランナーとして参加している以上やっぱり僕もゴールしたい。

自分に負けまくるのも、とても悔しいですし・・・。

まぁそんな喜怒哀楽も、一生懸命やったからこそ。

この3連戦に向けて取り組んだ内容を振り返りたいと思います。

ウルトラマラソンに向けてやったこと 

2021年12月よりウルトラマラソンを意識したロングジョグを開始。

坂道を走ることと、40km位の距離を時間をかけてゆっくり走ることを中心に準備しました。

以前はもっと60km位のロングジョグを入れていたのですが今回はその回数を減らして40km+翌日20kmで分割して走ってダメージを軽減することと継続して走る事(60km走をすると疲れ果てたり、脚が痛くなったりしてその週のランニングの継続性が落ちる傾向があった)を重視してやりました。

あとは10km位でフルマラソンのレースペース位を上限にペース走も一か月に1~2回やりました。

これは、ロングジョグばかりだと動きが小さくなるかなと思い実施。

他は、ジョグと通勤ランです。

6月までの流れはこんな感じ。

※2021年12月 月間走行距離:375km

 12/5(日)42kmロングジョグ

 12/26(日)40kmロングジョグ+12/27(月)20kmジョグ

※2022年1月 月間走行距離:343km

 1/9(日)29km 湘南平ラン

 1/23(日)40kmロングジョグ

※2022年2月 月間走行距離:158km

 体調を崩してしまい、あまり走れず・・・・ロングジョグは一度も出来ませんでした。

 いい感じで積めていただけに残念ですが仕方ない。

※2022年3月 月間走行距離:336km

 3/13(日)29km湘南平ラン

 3/20(日)40kmロングジョグ+3/21(月)15km通勤ラン

 3/27(日)24km足柄峠走

※2022年4月 月間走行距離 316km

 4/8(日)57kmロングジョグ

 4/17(日)チャレンジ富士五湖5LAKES56kmDNF

※2022年5月 月間走行距離 381km

 5/8(日)25km足柄峠走

 5/22(日)野辺山ウルトラマラソン100km

振り返ると、2月は残念でしたがその他は良く走ったなぁと思います。

ロングジョグの距離を70kmとかをやるのはどうなのか等、興味がある部分があるので次回の時には試してみるかもしれません。

今期のロードのウルトラマラソンは終わりましたが今後も継続して350~400km/月は走って、自分の走れるキャパシティを伸ばして行くようにしたいと思います。

今回の一番の発見。ペース予定表は必要だった。

4月のチャレンジ富士五湖では、今まで作っていたペース表をあえて作らず挑みました。

理由は、「思春期かよ!!」いう位、繊細でアレな感じ。

完走するには118kmをおよそ7:00/kmで行かなければならないというプレッシャーが怖すぎたから

この怖さに対して今まではクソ真面目にペース表を作って、バーチャルDNFしたり(ペース表を作成している時点で関門閉鎖に引っかかった。ちなみに本栖湖の関門だったと思う)、走りながらペース表を見て絶望することを繰り返していた。

「こんなに苦しいのなら、ペース表などいらぬ!!」

「別に怖くねぇし。6:30/kmで走って休憩込みで7:00/kmで行けばいいんでしょ?」

と、謎のつよがりを発動して今回のチャレンジ富士五湖は出走しました(すごい極端な選択。余程ビビっていたのでしょう)。

結果、次のエイドが何km先にあるか、何が置いてあるのか、関門閉鎖時刻に対して今どこを走っているのかも把握できないまま走り、そのことに僕は随分消耗してしまい(他にもスタートしていきなり脚痛めるとかあったけど)残念な結果となりました。

それを受けて野辺山ウルトラマラソンと奥武蔵ウルトラマラソンはペース表を作成し、ペース表がないことによる苦しみからは解放され無事完走出来ました。

ペース表はこんなのです。エイドステーションとその区間距離、予定通過時刻と関門閉鎖時刻を書いてあります。合わせてエイドステーションで摂る予定のものを記載したり、その時の自分に意識してほしいことなどを書いたりします。大会中はエイドステーションを出る前に必ずこれを確認して走っていくようにしています。

ウルトラマラソンに向けてのメンタルの準備

強いメンタルを作って走ること。

これが僕にとって一番の難関。

すっと僕の心のスキマに入ってくる喪黒・・・じゃなくてネガティブこばすけがいるので、こいつとどう対峙するかは超大切。

ネガティブこばすけは、もう排除するのは無理(それもまた自分と思うことにしている。)だからこいつをどう扱うかに注力することにしている。

色々言ってくるけど、「わかったよ。でも俺やるよ」ってな感じ。

それに向けては、本を読んで覚悟を作る。

この岩本さんの本、練習メニュー等の記載の他にレース中のメンタルマネジメントの事も書いてあってそこを大会に向けて何回も読み込んで脳内に刻み込みます。


後は「BORN TO RUN」。


他にも色々読むんですが書ききれない。本は僕に勇気をくれます。

本を読み、気持ちを盛り上げて、いざ本番です。

ウルトラマラソン当日のメンタルマネジメント

事前に本を読んだりしてメンタルを準備したとしても、僕のレポで書き散らかしている通りメンタルは崩壊しドロンドロンのグチャグチャでゴールに飛び込んでおります。

その中でもゴール出来た時と、ゴール出来なかった時ではメンタルに明らかな違いがありました。

それは「自分を俯瞰できているかどうか」でした。

僕、入り込みすぎるとダメなんです。

入り込みすぎると、こうなります(;^_^A

(僕)「わーどうしようまだあと60kmもあるのに、脚いてえし、なんか眠いし、暑いし、気持ち悪いし、ペース上がらねぇし、ダメだ、ダメだ、、、、、走り込みも予定通り出来なかったし、そもそも無理なんだよこのチャレンジ。ありえなくねこの距離走るとか。自動車じゃん。申し込んだの誰だよ!俺だよ!」

(スッとネガティブこばすけ登場)「もうよくやったよ、そんなにツラいのによくやったよお前」

(僕)「・・・・本日は、撤退致します」

・・・・これで自分に負けたことが何度あるか。

で、上手くいっている時は「自分のやっている事」なんですが自分の事を「この人」と言ってしまう位俯瞰出来ています。これはウルトラマラソンに限らず他の事、仕事でもソフトテニスでも勉強でも上手く行った時はそうなんですが。

箱根駅伝の運営管理車から自分を見ているようなイメージというか。

「ゴールする。何があっても絶対に負けないという断固たる決意」

も必要なんですが、この「俯瞰」もとても重要に感じました。

この「俯瞰」が出来ると先述のパニック状態もこうなります。

(僕)「わーどうしようまだあと60kmもあるのに、脚いてえし、なんか眠いし、暑いし、気持ち悪いし、ペース上がらねぇし、ダメだ、ダメだ、、、、、走り込みも予定通り出来なかったし、そもそも無理なんだよこのチャレンジ。ありえなくねこの距離走るとか。自動車じゃん。申し込んだの誰だよ!俺だよ!」

(俯瞰した僕)「まだ60kmあるけど、次のエイドまでとりあえず走ってみよう。大きな目標も小さく刻んで少しづつやればいいっしょ。無理なら電柱走りでも良い。脚痛いけど次のエイドで水でもかけて。どうせ痛いモノは痛いし終われば笑い話だよ。眠いのは糖質でも摂りますか。はい、ポケットのメダリストのジェル出して。気持ち悪い?食べないと進めなくなるからねぇ。なんだかんだ悪態ついてばかりだけど、まだイケるからこの人。」

なんかこんな感じでいなしていけるんですよね~。

この精神状態でいつでもいれるようになりたい。

そしたらウルトラマラソンに限らず、もう少しマシな人になれる気がするんです。

振り返りまとめ

ウルトラマラソンは走っていて僕はメンタルの影響を特に大きく受けると思っていて、それに対応するにはそれ相応の準備が必要なんだなぁというのが毎回思うことです。

ペース表で、自分の判断基準や補給等の行動を書いて大会中に考えることをなるべく少なくして、そこに自分へのメッセージや指示を書き込んで自分を鼓舞したり冷静にしたりする。

それと同時に可能な限り自分を俯瞰するようにしていく。

これを今後も意識しつつ取り組んでいきたいと思います。

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