もうすっかり季節は冬になりました。
我が家では、冬はリクガメ達の部屋散歩はなしにしているので、飼い主はリキ男から「ケージから出してくれ」と無限のアピールを受け続けることになります。
まさにその構図は、
「部屋散歩したいリキ男」vs「寒い時期はケージで過ごしてほしい飼い主」
こんな感じ。
部屋は暖房していても、床付近は冷たい空気もあるし部屋の隅々まで暖かい訳ではない。
実際それで飼い始めの2008年頃に肺炎にしてしまったこともあります。
そんな経緯もあって冬は散歩はなしにしているのですが、彼からしたら「なんで?なんで?」という感じなのでしょう。
そんな部屋散歩したいリキ男と僕のことについて、書いていきたいと思います。
延々と続く「出してくれ」アピール
冬場は、飼い主が見えるとケージ内で歩き回りだすリキ男に「はい。外出るのは暖かくなったらね~」と言う事が本当に多いです。
それに対しての返事は「ケージにゴツゴツ甲羅を当てている音」です。
近くに行くとじーっとこちらを見て、何かを訴えています。
この訴えがメシを与えた後ならば、間違いなく「ケージから出してくれ」な気がしております。
リキ男の楽しみ
リキ男の顔がいきいきしているのは、散歩をしている時とメシを食べている時です。
散歩している時の歩き回っている様子や表情見ていると本当に楽しそうなので、リキ男が「なんで?ケージから出してくれよ~!!」とアピールしてくる気持ちはよくわかります。
わかるのですがね、君。
冬のケージの外は、寒いのだよ。
飼い主の言い分
リキ男をお迎えして間もない2008年頃に冬場に部屋散歩して肺炎にしてしまったことがあります。
肺炎にしてしまった際に、獣医さんから色々話を伺って、自分でも色々調べて部屋散歩に出す時の基準を作りました。
その部屋散歩に出すかどうかの基準は「暖房なしで室温28℃以上」としております。
暖房すれば、成体のギリシャリクガメのリキ男ならば、大丈夫ではないか?
という考えもなくはないのですが、
冷たい空気は部屋の床付近にあること(リクガメが歩く高さに冷たい空気がある)、
暖房をしても、部屋の隅々まで暖まる訳ではなさそう、
冷たい空気で彼らの体が冷え始めたら、あっという間に冷えてしまう。
彼はリクガメで、変温動物。
しかも野生だったら、きっとこの気温だったら活動せずに冬眠しているはず。
そんな考えの下、「ケージから出してくれ」アピールを続けるリキ男に対して、「はいはい。春になって暖かくなったらね~!」と言い続ける日々は続きます(;^_^A
リキ男よ、春を待とう。
そんな「ケージの外に出たいリキ男」と「部屋散歩の基準を守る飼い主」の攻防が続く冬。
冬を元気に乗り切ったら、また部屋散歩しましょう。
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