10/30(日)、走ってきた横浜マラソン。
楽しかったこと、阿鼻叫喚だったこと、レース中失敗したこと、面白かったこと、
もうすでに全て美化されているめでたい我が頭脳。
そんな横浜マラソンの振り返り、数話に分けて書いていきたいと思います。
始発で桜木町。思い出す2005年。
数万人クラスの大会は、朝の荷物預かり、排泄マネジメントをいかにスムーズにやっつけるかが重要。
2019年の湘南国際マラソンでは会場の動線と自分の便意に翻弄され、あやうく自分のブロックに整列出来ない事態になるところでした。
そんな事態を避けるため、始発で桜木町へ。
それにしても、この始発の時間帯の桜木町。
なんか見覚えあるな・・・と思ったら、横浜で仕事していた頃にオールナイト接待明けとか、接待で帰れなくなって始発で帰ったりした時に見た景色だ!!
もうね・・・飲まされすぎてね、朝からゲロゲロ(汚いな)。
横浜勤務時代のオフィスは桜木町だった。
そんな思い出を少し思い出しつつ、今日のレースではゲロゲロにならないことを切に願いつつパシフィコ横浜へ歩を進めていきます。
荷物預かりがオープンする6:30までにパシフィコ横浜に到着すれば完璧やないか・・・。
そんな思いでパシフィコ横浜に到着。
まだ荷物預かりがオープンする前でしたが、すでにすごい行列。
みんな考えることは一緒だなぁと思いました。
その後、健康チェック提示やら、荷物預け等スイスイこなして、いざ整列へ!
走り出すまでに絶対に倒さなくてはならない宿敵
荷物預けの後、僕の宿敵を倒すべくトイレへ行きます。
このトイレマネジメントを誤って、スタート直後にトイレ行ったり、号砲をトイレで聞いたりしたことがあり、3時間15分切りを狙う勝負レースの日にそれは許されない。
出すものをすべて出し切って、スタートラインへいく所存。
そんな固い決意で、会場入りが速かった為トイレ渋滞もなくスムーズにトイレへ行けて、過去一スムーズに宿敵を倒すことに成功!
その後同じく荷物預かりを終えた奥さんと合流して、少しお話しして整列します。
僕と奥さんでブロックが違うのでここからは別行動。
この日は僕も奥さんも自己ベスト狙いでの出走。
僕は3時間15分切り、奥さんは3時間30分。
かなりキツイ戦いになるだろうけど、楽しんで走ろう!と奥さんとエール交換。
ついに始まる決戦。
ついにスタートセレモニーが始まり、「おぉ・・・」と思っている間に、スタート数分前。
周囲を見渡すと、ものすごい人、人、人。
都市型マラソンの規模に圧倒されます。
まるでお祭りのような雰囲気です。
どんなお祭りになるのか。
キツい時もあるだろうけど、楽しんで走って、ここまで帰ってきたい。
そして願わくば、3時間15分を切りたい。
そんなことを思いながら、深呼吸をして、空を見ているうちに、スタート30秒前。
そしてもう一度、覚悟を決めます。
きっと、ここに帰ってくるまでにいろんな事があるだろう。
すべて楽しみ倒して、帰ってくるぞ。
ついに、待ちに待ったスタートの号砲が鳴った。
ついに、初めての横浜マラソンへの挑戦、そして3時間15分切りへの挑戦がスタートした。
オシャレな街並みを駆け抜ける
「いってらっしゃーい!!」
「がんばってー!!」
そんな声援に見送られ、走り出す。
今日の僕の設定ペースは4:35/km近辺。
イメージとしては前半のハーフを3時間15分切りのイーブンペース、もしくは1分~30秒くらいゆっくり走るイメージで。
そして後半のハーフを粘って設定ペースで刻み、高速道路を降りた後、フィニッシュまでは上げれる所まで上げて、ギリギリで3時間15分を切ってくる。
このプランで行くには、前半の突っ込みすぎはダメ。
大会のテンションと周りの速いランナーに引っ張られそうになるけど、4:35/km近辺を守って進んで行きます。
この自分の手綱をしっかり引いて、
「今スピードを上げたい欲求があるのだとしたら、それは後半に取っておけ!!」
と、自分に言い聞かせながら進んで行きます。
山下公園等のオシャレなゾーンを進んで行きます。
僕は田園地帯を走るような大会を好んで出場していたので、こんなシティマラソンは初めて。
これはこれで、良い!!
5km地点でエイドステーションが出てきます。
今回の横浜マラソンはゼッケンに割り振られた色によって、給水テーブルが割り振られており、僕は「黒」でした。
まだ給水は必要ないのでスルーしますが、給水テーブルの割り振りはどうなのか、飲み物はどんな種類があるのか、食べ物はあるのか等、チェックしながら進んで行きます。
あんな感じね・・・・なるほど。OKです。
10kmを通過。ペースは決めた通り4:35/km近辺のペースを刻めている。
呼吸はもちろん鼻呼吸。呼吸が荒れる気配もない。
ナニコレ最高に順調なんですけど!!
やはり、あの「オペレーション0315」で積んできたトレーニングは効果が絶大なのか・・・。
楽しむ心は忘れずにトレーニングしてきたけど、結構キツかった。今まであそこまでちゃんとメニューをこなしたことはなかった。
あの特訓を乗り越えてきた成果こそが、この余裕度なのか・・・・。
これは、今までとは違う。
「今年の俺は違う」
「今回の横浜マラソンは、俺にとってベストなレースになる」
そんなベイスターズの毎年春先にあふれかえるフレーズやラミレス前監督のフレーズをややパロったフレーズまで脳内で反芻するほどの感覚でした。
まるでオープン戦の前、ベイスターズに対して期待しすぎる気持ちを自分に対して持ちながら走っていくのでありました・・・。
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