「久しぶり・・・・、すべてが懐かしい」
「流山街道、なんか店出来まくり、マンション立ちまくりじゃね??」
13年ぶりに来た流山は、懐かしさと変化に驚かされまくりでした。
そんな感じで早朝に自宅から南流山駅に車で移動し、そこからつくばエクスプレスに乗って大会会場のある流山セントラルパーク駅へ。
ここも、13年前は「どこがセントラルなのか・・・」と思った記憶(失礼過ぎる件)があるが、すさまじい進化を遂げていた。
そんな感じで13年前まで流山市の隣である松戸市に住み、仕事の担当エリアとして松戸と流山を担当していたので、愛着もたっぷりある流山。そこに加えて13年前の流山ロードレースにも出場したことがある。その流山ロードレースが、僕が初めて歩かずに完走出来た大会。
そこから13年。住む場所は神奈川県となり、13年前にひょんなことから始めたランニングもなんだかんだで13年続けていることになるのか・・・。
13年かぁ。あっという間に過ぎた気がするけど、結構長い年月が経っていたのね・・・・。
そんなことを思い出し、ノスタルジーに浸る暇も与えない位、スタート前には雨が降りしきり、寒い。

スタートは8:30。
10分前位までは、メイン会場のキッコーマンアリーナに籠り、そこから雨の降るスタート地点へ。
なんかすごい寒く感じるし、雨も降っているけど、折角の大会。楽しまにゃソンソン。
ようやく雨だ、寒いだとグダグダ思っていた所から腹を括れたスタート5分前。
いよいよ、流山ロードレースがスタートする。
レース振り返り。

整列ブロックはCブロック。
そもそも10kmの大会はいつぶりだろう・・・と考えると、昨年に出た天狗のこみちマラソンが思い浮かんだが、アレは坂道しかないクレイジーかつ面白い10km。確か50分切った位でゴールしたけど、あれは参考にならない気がする。
あとは2014年か2015年に出た松戸七草マラソン。正確なタイムは忘れたけど44~45分位だった気がする。でも、それも昔過ぎて参考にならない気がする。
・・・なので、トレーニングしている感じだと、多分42~43分位はイケるはず。
だけど、大会のアドレナリン、普段はひとりだけど、集団で走る補正が掛かれば、もう少し速いタイムもありえるか。
まぁ呼吸の感じ、体の反応を見ながら、その時10kmイケそうな上限を突いていくようにしよう・・・・。
そんな作戦を反芻していると、あっという間にスタート1分前。
「お、もうすぐスタートだ」とか思っていたら、
「パン」
と唐突にスタートし、いよいよ流山ロードレースが始まった。
スタートして数キロは流れに乗りつつ、調子に乗ってペースを上げすぎないことを意識。
1km通過。4:08/km。
呼吸もそんなに乱れていないし、スタート直後の混雑を考えると良い感じか。
ここからは時計を見ずに、進化しまくりの流山おおたかの森やその周辺の変わりっぷりを眺めながらペース速めのランを楽しんでいく。
懸案事項の雨も、なんかスタートしてからマシになった気がする。
いや・・・それにしても懐かしい。13年前営業でこの辺回っていた頃はほとんど何もなかった「これから開発しますよ」という感じだったのに、なんかすごいことになっている。きれいすぎる街並み。
そんなことを思いながらどんどん進んでいくと距離表示の所にいる方に「5kmでーす!!」と元気に声かけしてもらい、時計を確認すると、まさかの19分台で通過している。
!!
すげえな大会補正。
5kmを19分台で走るのなんて、何年ぶりだ・・・?
やっぱり大会で、前に人がいること、応援してもらえること(天気悪いのに本当に感謝)、道路の真ん中走れて走りやすいこと等など、色々要因はあるだろうけど、大会補正おそるべし。
しかし、流山ロードレースは、後半2kmのあたりは坂だらけなはず。平和台とか、その辺。Xでもそういった投稿があったし、13年前の遠い昔の記憶だけど、確かに坂があった気がする。

そしてついにラスト2~3km地点から坂がキター!!
1つめの坂は、以前営業で回っていた得意先の前を通ったり、上司に詰められた思い出の喫茶店の前を通ったりとなんか懐かしい仕様。なんか当時の思い出がよみがえる・・・!!なんか懐かしいなぁと思いながらゼーハー。
登り終えて、今度は下り坂。下り坂は大好物。重力任せで下りつつ、登りで上がった呼吸を落ち着かせていく。
僕の記憶が確かならば、もうひとつ坂があるはず。そこがXで事前に聞いた「ラストの激坂」だと思う。
そこに向けて気持ちを整える。
気持ちを上げていく。
「made inヤビツ峠の脚、なめんなよー、うおー」
などと、脳内で叫んだ後、ラストの激坂に挑む。もうどんだけ呼吸が上がってもゴールまでは1km切っている。ここは攻めてもいい。むしろ、攻めまくれ。
坂を登り切った後が、地味に長くてキツかったけどここで久しぶりに時計を見るとまさかのタイムが。
「え??40分切れる??」
一瞬何が起こっているのか理解できなかったけど、理解するのは終わった後でいい。
とりあえず、フィニッシュゲートまで走るのだ・・・・。
これまでもそれなりのペースで走ってきたからキツかったけど、ラストを上げるここのキツさは格別だった。
でも、なんかこういうのも楽しいな。思い出の場所を走るというのもいいなあ。
しかも、もののけの類が憑いていたとしか説明できない、まさかのタイムのオマケ付き。
そのタイムは、39分19秒と時計に表示されていた。
ラップと要因分析

ラップタイム等は、こんな感じ。


これは、個人的にはかなり驚きのタイムで、トレーニングでは3kmでも、5kmでも走ったことのないタイム。
直近(10/3)の5kmペース走では、21分台で走っていたし、この日も42~43分位のフィニッシュタイムを予想していた。
なんかよくわからないなりに要因を分析すると、
- 夏場に400×8のインターバル走をやっていたこと(400mを90秒で走る目安でやった)
- 6月からヤビツ峠走を月に1~2回やっていた(ペース不問、呼吸がある程度弾むペースを維持する)
この辺りが要因か。トレーニング的なやつはそれで、後は外的要因として大会ブースト(テンション上がる、応援してもらえる、前に人がいる、大会だから道のど真ん中走れて走りやすい、給水がある)もかなりあると思う。
後は休日のロングジョグとジョグの途中でペースを上げ下げするやつ。それでも速くても4:00/km位のペースでやっていた感じ。
個人的に気をつけていることは、トレーニングは継続することを重視してスピード・距離共に腹8分目を意識するようにしていますが、、、。うーん。大会後2日経ってもよく要因がわからない。もう一度ダニエルズの本とリディアードの本を読み直して勉強しようと思う。
あと、気温(この日は雨で寒かった)も後押ししてくれたというのもあるだろうし、もうひとつはメンタル要因。
僕、あまりタイムを気にして頻繁に時計をチェックして「速い、いや遅い」とやっていると、あまりいいタイム出ないことが多くて、呼吸と体の感じで判断しながら走って行くと良い事が多い気がする。ベストタイムが出た時はどの距離にかかわらずそんな感じなので、目標タイムありきで走るというよりも、呼吸と体の感じでその日、その時の適正ペースを判断しながら行った方がいいのかなというふうに今回確信しました。
まとめ

なんかちょっと振り返りを書いていても、想定外すぎるタイムが出たのでまだ消化しきれていない感じですが、ベイスターズのラミレス元監督風に言うならば、「こばすけはハーフ90分切り、マラソン3時間10分前後のポテンシャルがある。今シーズンは彼にとって特別なシーズンになるだろうね」ということになるだろうし、三浦元監督風に言うならば「また明日から、しっかりと準備してやっていこうと思います」ということだろう(何言っているかわからない件)。
まぁ、ハーフは昔に90分切ったことがありますが今はよくわからないし、フルなんぞもう迷宮入りも迷宮入り。
これからもタイム的な欲はあまり持たずに、その時その時のベストを尽くしていくこと、楽しむこと、故障なく続けていくことを重視してやっていきたいと思う。
それにしても、久しぶりの流山を走れて本当に楽しかった。
大会運営の方、ボランティアの方、応援の方・・・大会に関わった全ての皆様・・・ありがとうございました!
2025年流山ロードレース振り返り「思い出の地でまさかの快走」完



コメント