「やっと言えたよ・・・」
そんなことを思った、天狗のこみちマラソンスタート前。
うちの奥さん、この日走る「天狗のこみちマラソン」をちいかわのハチワレばりに言い間違いをしており、そのパターンは3パターン。
- 天狗こみちマラソン(「の」がない)
- 天狗のこみちマラソン(「の」ではなく、「のこみち」と読んでいる。速水もこみちインスパイアと推測されるw)
- 天狗このみちマラソン(もはや言い間違いの理由すら推測出来ないw)
大会前に、移動手段やコースとかについて話すたびに、どちらかのパターンで言い間違いをしていて、半笑いで気になっておりました。
夫婦と言っても、なんか言い間違いって指摘しずらいなぁと。指摘しずらいのもあるけど、その様子をゆるく見守るのも面白かったり。
そんな「のこみち」な奥さんはこの後年代別入賞をする訳で。
言い間違いを指摘した僕もこの後坂に悶絶して楽しむ訳で。
そんなすごい楽しかった天狗のこみちマラソン。
会場までの道のりやスタートまでも楽しかったです。
大雄山線ノスタルジー
天狗のこみちマラソンは駐車場がないとのことなので、電車で行きましたが、これが良かった!
自宅から東海道線に乗って小田原まではよく知っているのですが、大雄山線は初めて乗ります。
車内がさらに素敵で。
「大雄山線ものがたり」が描かれていたり、金太郎や天狗のイラストが貼ってあったり。
窓から見える景色も水田が見えたり、なんかいい感じ。
小さい頃、田んぼの近くに住んでいたからなのか、田んぼを見ると懐かしい気持ちになります。
大雄山駅に着くと、金太郎がお出迎え。
シャトルバスに乗って、いざ大会会場の大雄山最乗寺へ。
バスに乗っていても、登っていくのがわかります。
「こ・・・これは今日、すごいアップダウンを経験するのかも・・・・」
そんな阿鼻叫喚の匂いを感じつつ、シャトルバスは会場付近に到着。
そんなこんなで会場入り。
会場で早速着替えて、貴重品を預けた後は、アルトラの試し履きが出来るブースがあるというのを事前に把握していたので、そこでエスカランテレーサーを試着。
ちょっと走らせて頂きましたが、、、いい!!
今持っているクラウドX3を履きつぶしたら、次薄底系のシューズは何を買うか考えていましたが、これは赤丸急上昇。
試着で大満足した後は、太鼓を聞いたり、御祈祷を見て過ごして・・・
開会式が終わると、整列開始。
最後にトイレでも行っておくか・・・・と、トイレへ行き、トイレから戻る際に奥さんと喋っている時にまた、冒頭で書いた言い間違えが炸裂している。
「いやいや奥さんよ、天狗のこみちマラソン」だから!!
トイレでスッキリし、奥さんの言い間違えも修正しスッキリし、スッキリした気持ちで整列。
いやぁ、夫婦と言えども言い間違いって指摘しずらい時ってありますねぇ。
会場で整列した後は、スタート地点まで移動。
スタート地点に移動するまでは、会場に来るまでの大雄山線ノスタルジーや大会会場のアットホームな雰囲気や御祈祷などを見て、ほっこり満足していましたが、ここからがメインディッシュ。
眼前にドーンとある下り坂を見て、一気に走るモードに気持ちが入りました(早く走るモードにしておけと)
天狗のこみちマラソン、いきなり下り坂から始まることが不安要素でした。
と、いうのも我が家で勝手にランニングの先生認定している岩本能史さんの本かブログの中で「峠走は下りからやると脚が終わるので、登り→下りの順でやるのが良い」と書いてあったような記憶がありました。
「下りからやると脚が終わります」
うーん。これだけが不安要素だ。
しかしだ。しかしだ俺よ。言っても10km。
峠走だって、これまでのラン人生でたくさんやってきた。
ウルトラマラソンでも下り坂も登り坂もなんとかやってきた。
確かに、今年に関しては、チャレ富士も野辺山も出走していない。それは不安要素だけど、なんとかなるでしょ。
そんなことを自分に言い聞かせていると、法螺貝を吹く方が用意を始めている。
脚が終わるのか、終わらないのか、色々考えたけど、こうやってビビりながら整列するのも楽しいし、なんかこういう気持ちになるのも久しぶり。
「さて・・・やりますか!!」
いよいよ天狗のこみちマラソン、スタートです。
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