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明らめて、諦める。そんな感じで生きていく。

僕が思う事
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先日の仕事中のこと。

視界の端っこがキラキラとした感じが急に出てきました。

ピントが合わず、気持ち悪くなってきた。

「・・・来たな、閃輝暗点!!」

2008年に過労とパワハラでうつになって以来、なんでかわからないけど片頭痛を起こすようになってしまった。

仕事で忙しかったり、なんか精神疲れる系のことや、楽しいことでも「ハレの日」が続くとなることもある。

片頭痛が起こる時の上記の傾向を自分なりに把握した時は「あぁ、もう本当マジで昔みたいにバリバリ動き回ったり、仕事したり、デカい契約取り付けてインセンティブガッポガッポみたいな働き方は出来なくなったんだな」と落ち込みましたが、ある意味「病気になる前の自分に戻ることを諦める」「元の自分に戻ることは不可能ということが明らかになった」と感じた。

それは、病気が寛解した後も、現在も自分に言い聞かせていることでもある。

それは「元の自分に戻ることはない。新しい自分になったんだ」ということ。

2年の休養を経て、治った後は「治った」からと言って「元通りになった」ということではなく、「新しい自分になった」と考えることにしました。

本ブログ「【うつ再発防止して15年】メンタルを保つ為にやっていること10選」より引用

僕が当時病んでしまった理由は外的な要因もあるだろうけど、もうそういう生き方が僕には無理ということなのだと思った。

よくよく自分の人生を振り返ってみると、あまり高刺激なことはしていない人生だ。

それなのに、オタク的にやりこんでしまう性分故、スポーツにハマって気が付いたら体育会系な部に所属してバキバキやっていたり、その流れで超体育会的な営業会社に入社して、仕事で目標を達成することが面白かったりして、どんどん高刺激な日々になっていって、そこでなまじ結果が出るもんだから「もっともっと」となってしまっていた。気が付いたら自分の体やメンタルが疲弊していることに全く気付かずに生きてきてしまっていて、そこにパワハラと過労がWパンチで来て、とどめとなったのであろうと。

今回の片頭痛も、仕事が最近とにかく忙しく気持ちの余裕のない感じで過ごしていた。ハードな事案の処理、その事案で損害を与えた関係各所へのお詫び行脚、社内への報告・・・

気が付いたら、冒頭の閃輝暗点が出て、頭カチ割れそうな頭痛に襲われた。

そう。僕はこういう高刺激、高負荷な日々が続くと片頭痛というシグナルが出るようになったんです。

楽しいことでもそう。お出かけが続いたり、ランニングの大会があまりに高頻度で続いてもそう。

人混みも苦手です。

そんなことが続くと、高確率でやってくる片頭痛。

この片頭痛、やっかいだなぁと思う反面、「お前、ちょっとやりすぎ。休んでください」というシグナルとして受け止めるとすごく良い。

仕事をいきなり休む訳にはいかなくても、少しだけスローダウンする。

少しだけ、自分を俯瞰して入れ込みすぎないようにする。

少しだけ、早く寝る。昼寝もする。

趣味の走ることも控えめにする。

刺激をちょっとだけ落として、のんびりする。

ゆっくりと刺激の少ない日々を過ごす。それだけで回復していく。

かつて「こうありたい」と思った自分にはなれないことを明らかにして、諦める。

新しい自分を受け入れて、新しい自分で生きていく方法を明らかにしていく。

焦らず、誰とも比べず、過去の自分とも比べず、評価せず。

自分の道を淡々と歩いていきたい。

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