いよいよバス旅行気分も終わり大会会場入り。
さすがは大規模大会(全種目でなんと定員17,000人!!)、会場の人の数も熱気もなんかすごい。
この規模の大会は2022年の横浜マラソン以来。そそくさと走る準備をして、荷物預かりに荷物を預けて、スタートブロックへ向かいます。
「いよいよだなぁ・・・・」
そんなことを思いながら、スタートブロックまで歩いていくのでありました。
言わないけど、大きな感謝を胸に
アクアラインマラソン、エントリーしたきっかけは奥さんが「当たるかどうかわからないけど、秋には今より落ち着いていると思うからエントリーしてみようよ」と言い出したことがきっかけ。
エントリーした時期は、第一話で書いた通り家庭問題のストレスでまともに走れないし、頭の中もそのことでいっぱいで、エントリーには同意したものの、あまり乗り気ではない部分もあったり、当選した所でちゃんと走れるかも、当日も家庭問題のことが頭の中でグルグル回って楽しめないんじゃないかとか色々不安に思っていました。
「まぁ、エントリーしても当たらないこともあるしね・・・」
などと思っていたら、まさかの当選。
当選した後も、第一話で書いた通りグズグズしてた訳ですが、アクアラインマラソンへ向けてのポイント練でダメダメだったことで、ランニングのことも、自分のことも色々と見つめなおすことが出来て、本当に良かった。
こう思うと、大会へのエントリーって、大会当日走る為にするものなんだけど、大会に向けての日々にも色々良いものを生むことがあるんだなぁ。
エントリー費は決して安くはないけど、当日楽しめることと、当日に向けて取り組む日々も合わせて考えるとプライスレスだよなぁ・・・。
そんなことを思いつつ、エントリーしようと言い出した奥さんにも感謝。当時は「はぁ・・・こんな時に半年前のことをよく考えれるなぁ」と思いましたが、そういうポジティブさも大切なんだよなぁと思う。
そんなことを思いつつ、スタートブロックに到着。
レース中にトイレに行かずに済むようにしっかりと入念にトイレを済ませて、いざ整列。
大規模大会、圧倒的すぎる!
この日のスタートブロックはDブロック。
スタート前のセレモニーを聞いていたり、奥さんとしゃべっていたら、あっと言う間にスタート前のカウントダウン。
いよいよ、1月の館山若潮マラソン以来のフルマラソンが始まる。
どんな感じになるのか。
とりあえずペースは5:20/km位。
自分との約束はテンション上がって暴走しないこと。キツくても歩かない事。最後の坂祭りに負けない事。そして楽しむ事。そんな感じ。
さて・・いきますか!!
そんな感じでゆるゆるとスタート。
スタート後はものすごい人!人!人!
設定通り走れる訳もないですが、これも大会の醍醐味。
ペース云々よりも、普段あまり大勢の中で走らないことから、なんか人酔いしているのか、フラフラする感じ(;^_^A
沿道からの声援もすごい。スタート直後のランナー渋滞もすごい。
なんかすべてが新鮮で楽しい!!
さすがは大規模大会!!すげえ。
そんなことを思いつつ走っていると、あれだけ念入りにトイレに行ったはずなのに3kmでトイレにピットインw
ここで奥さんとは別々に走ることに。
トイレを済ませた後はアクアラインに向けて走る走る。
すげえ応援だ。すげえ人数だと感激しながら走っていたら、あっという間にアクアライン入り口。
適量の美学
この日のアクアラインは結構風が強く、往路は向かい風のように感じ、しかも寒さが苦手な僕には冷たい風に感じ、結構キツかったです(;^_^A
「悩んだけど、アームカバーをしてきて本当に良かった・・・・」
このアクアラインマラソンは、その名の通りアクアラインを走れることが目玉であり、メインディッシュなんだろうけど、結構地味にアップダウンがあって脚を削られ、しかも市街地のすごい賑やかさから、一気に静かになるので、なんか色々ギャップを感じてしまうゾーン。
海を眺めつつ淡々と走り、折り返し地点の海ほたるの大エイド(小麦アレルギーがあるのでほとんど食べれませんでしたが、すごい豪華そうな感じでした)を横目にアクアライン復路へ。
今まで向かい風だった風も追い風っぽくなり、一気に走りやすくなってきた。
雨が少しパラパラっと来たけど、そんなことはもうどうでもいい。
そんなことよりも、アクアラインの出口はまだか。
この大会の目玉であるはずのアクアライン。確かにすごいし、「わぁ・・・!!」となるんだけど、何故かアクアラインを出る頃には「もういいぜ」となっているアクアライン。
どんな美味しい料理も適量でなければ胸やけを起こすように、どんな珍しいコースも適量でなければ胸やけ(脚やけ?)・・・を起こすということか。
そもそも適量って何だよ。ここからまだゴールまで20km以上あるんですけど(;^_^A
そんなことを思いながら、大好きなアクアラインマラソン後半戦へ挑んでいくのでありました。
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