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2023年しまだ大井川マラソン 第3話「無限回廊」

しまだ大井川マラソン
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16.2km地点のフルーツステーションを過ぎて、数km走って折り返しへ。

大会一週間前に、家から会場まで下見に来た時にコースも少し見たので覚悟はしていましたが、やはりすごくシンプルなコース。

周回コース、河川敷、景色があまり変わらない、ずっとフラットなコース。

これらの特徴のあるコースは、少しづつ克服しつつあるけど苦手意識がかなりある。

でも、偽りきれない正直な心の声が聞こえ始めてきた。

「あぁ・・・・ここを折り返したら、あとは同じ景色なんだなぁ。」

「ちょっと飽きたなぁ」

体は全然元気だけど、聞こえてきた不穏な心の声。

ついに、しまだ大井川マラソンの総攻撃が始まろうとしていた・・・・。

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折り返しを通過

折り返して、すぐの所になんと瀬古さんが!!

すげー!こんな近くに瀬古さんが。ハイタッチして頂けて、大満足・・・・。

その後は来た道を戻るコース。

しまだ大井川マラソンはスタートから第一折り返しまでは下り基調で、その後ゴールまでは基本的に登り基調らしい。

でも、ここまで走っていてそこまで下りということは感じなかったから、ここから先の復路もそこまで登りとは感じないだろう。

てゆーか、野辺山、オクム、チャレ富士、フルでも館山若潮とか坂のある大会に好んで出ているので、これくらいなら大丈夫。

それよりも、この変わらない景色。

偽り切れない「あー、同じ景色だなぁ」という心の声。

「今何km走ったっけ??」と時計を見る回数も明らかに増えてきた。

走っても走っても、進んでいる気がしない。

まるで、ゲームの無限回廊。

うーん、ちょっと嫌な予感です。

進んでいない気がするけど、確実に進んでいる

僕は「進んでいる実感」「何かした実感」がないとダメな人で、同じことを繰り返しやることが苦手です。ここ数年でだいぶ克服出来ましたが、ランに限らずこの悪癖で色々と遠回りや失敗をしてきました。

「同じ仕事の繰り返しで成長していない気がする」と転職を何度かしたり、

「休みの日に何かしないと、損した気がする」と無為を楽しめなかったり、

「それって何かの役に立つの??」と常に物事に意味を求めていたり、

そういうことに意味を求めていくことを否定はしないけど、僕は自分のこの性質が嫌だった。

別に成長しなきゃいけない訳ではないし、無為が悪い訳ではない。

何かの役に立たないことでも、楽しさがあればいいと思う。

そして何より、表面的には同じことをしているように思えても、やっている自分の状態が違ったり、何かしら違いはある訳で、そういう違いを見出していく人生のほうが楽しいのではないかと僕は思う。

つまりは、自分がすることの意味を他人の物差しで測っている自分が嫌だった。

外的な要因や他人の物差し、他人との比較で自分を見ている限り、おそらくは永遠に満足は得られないのではないかと思う。

絶対にブレることのない、自分の物差しが欲しい。

そんなことを思って、20代後半から心の鍛錬を続けてきた。

独りよがりにならないようには注意しないといけないとは思うが、基本的には自分の物差し、自分の基準が生きていく上では大切だと思う。

今僕が置かれている状況もそう。

同じ道を走っているだけのように思うが、明らかに行きとは違う。

走ってきただけの疲労があり、

太陽もどんどん登ってきて、気温も上がってきている。

風も向かい風に変わったように感じる。

さっき、無限回廊って書いたけど、無限回廊に感じる時でも自分の心次第で無限回廊にハマってしまうこともあるだろうし、そうでないこともあるのだろう。

つまりは、無限回廊なんてものは、心が作り出す蜃気楼のようなものなのだ。

他人でも、外的要因でもない。

やっぱり、あくまで自分なのだ。

自分。自分だ。

大井川の上流へ向かっていくが如く、自分の意識も中へ中へ向かっていく。

疲れている中で、一定のリズムで走り、遠くを眺めながら、考えに耽る。

・・・とてつもなく贅沢な時間だ。

時々頂く応援に手を振りながら進んでいくと30km通過。

ペースは少しづつ落ちてきたけど、ここまでは3時間30分を切れるペースで来ている。

ここから、どう走れるかが問題だ。

ベイスターズのラミレス前監督の言葉で「どう始まるかではなく、どのように終わるかが重要」という言葉がある。

僕の3時間半切りは、今日この日までで3回している。

初めて達成した時は、2019年の湘南国際マラソン。後半はとにかくキツかった。ラップもバラバラでどうにかこうにかもぎ取った感じだった。

2回目は2022年の横浜マラソン。3時間15分切りにトライして、最後はフラフラになってのゴールだった。

3回目は2023年の館山若潮マラソン。40km地点で脚をド派手に攣って完全停止。どうにかこうにかゴール出来た感じ。

そして今日の挑戦。最後をどのようにゴール出来るか、それが重要。

ついに長い長い河川敷のフルマラソンも後12km。気合いを入れて挑んでいきます。

2023年しまだ大井川マラソン 最終話「ゴールの向こう側に見えたもの」に続く。

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