3/12(日)奥さんの名古屋ウィメンズマラソン応援の旅へ行ってきました!!
初めての名古屋ウィメンズマラソン、
初めての前泊での大会参加、
久しぶりの名古屋、
久しぶりの新幹線、、、、
普段しないことばかりで、とても新鮮で楽しかった名古屋旅。
大会を走った訳でもないのに、まさかの名古屋ロス。
そんな楽しかった名古屋旅、振り返っていきたいと思います。
名古屋へ
例によって、土曜日の午前中は仕事。全力で仕事を終わらして帰宅した後、家事を片付けていざ出発。
先に名古屋へ行った奥さんからは、EXPOに行ったことや新幹線のことやら色々とテンション高そうなLINEがバシバシ届いてくる。
そんなLINEを眺めつつ、小田原駅へ。
よく考えてみると、宿泊を伴う旅行なんて新婚旅行以来していない気がする。
「ランニングが趣味です」
などと言うと、アウトドア派と思われがちですが、実はとんでもないインドア派。
小麦の食物アレルギーになってからは、食べることにも制限がかかるようになったので余計に出かけなくなりました。
そんな生活を奥さんはどう思っているのか。
まぁ、どう思っていたからと言って、自分の性質は変えられない。
元々こうなのだし、無理やり「~こうするべき」などと自分を捻じ曲げると、ろくなことにならないことは過去に教訓として学んでいる。
そもそも奥さんがどう思っているかなんて知りようがないし。聞かれた所で奥さんも困るだろう。
そんなことを脈絡なく考えていて、そういえば新幹線乗るのは何年振りだろうと考えていたら、新幹線がやってきた。
新幹線の中では、まず富士山が見える窓側を確保。土曜日とはいえ、各駅停車のこだまなのでガラガラでした。
電車の中では、「走ることについて語るときに僕の語ること」を読みました。
ランニングで歩いてばかりの僕は墓碑になんて刻んでもらおうか・・・・
「人生同様、ランナーとしても歩いてばかり、立ち止まってばかりの駄馬だったが、最後まで笑い通した」
うん。これだな。
歩こうが、止まろうが、笑って次の一歩を踏み出す。
次の一歩で、何かが起こる、起こすのだと信じて。
こんなことを考えてながら、車窓からの景色を楽しみながら過ごしていたら、あっという間に名古屋へ到着。
奥さんと合流
名古屋に到着して、駅構内のあまりの人の多さと大都会ぶりに圧倒されつつ、ホテルへ向かいます。
奥さんの予約したホテルは、駅から徒歩5分位とのこと。地図を見ながらテクテク歩いて、あっという間につきました。
奥さんと合流すると、EXPOを楽しんだようでものすごいハイテンション。
ゼッケンをつけたりして、準備をしておりました。
その後はメシを食べて、風呂入って、WBC観戦もそこそこに明日に備えて眠りました。
・・・が、寝れねえ!!
どうやら奥さんも寝れないらしい。
久しぶりの外泊、久しぶりの名古屋、大会への高揚感、これらすべてが寝れない要素として襲い掛かってきました。そんなもの達に襲われながら、寝ては起きてを繰り返して朝を迎えました。
「いやー、マジ寝れなかったわ!!」
と言いつつ準備をして、ホテルを出発します。
大会の日の朝って、多少の緊張感ありますが今日は応援の部。奥さんと違ってどこか気楽な感じでした。
慣れない地下鉄に乗って、大会会場のバンテリンドームを目指します。
ついに名古屋ウィメンズマラソン号砲!!
会場入りする奥さんを見送った後、応援ポイントへ移動します。
名古屋城や名城公園付近の、27km地点と34km地点、そしてラストの41km地点で応援する予定。
このポイントならば、出来町通を起点に行けばいいから移動もシンプルで名古屋を初めて走る僕でも迷子にならないはず!!
早朝に走る名古屋、楽しかったです。
バンテリンドームから、名古屋城までは案外近くてすぐに着きました。
知らない街を走り、迷子になってもいけないのでゆっくり走りましたが、汗ばんできます。
これは、今日は結構暑くなるぞ・・・・。
予定している応援ポイントをチェックして、公衆トイレもチェックして、もうこれで後は奥さんが走ってくるのを待つのみだ!!
応援ポイントの下見も済ませて、公園のベンチでくつろいでいるとついに時刻は9:10を経過。
ついに、名古屋ウィメンズマラソンがスタートとなりました。
バンテリンドームの方ではヘリが飛んでいる。きっと今頃大勢のランナーが走り出しているのだろう。
今思えば、スタートを見送ってから移動でも良かったな・・・・。
ま、次来るときはそうしよう。
奥さんの激闘
トップランナーがありえない位独走で通過し、その後も続々とランナーが通過。
鈴木亜由子選手のフォームがかっこよかった・・・・!!
奥さんはこの日3時間30分切りへチャレンジするとのこと。
速報を見る限り、25km通過まではイーブンペースで来ているがスタートまでのロスタイムもあるので3時間30分切りペースメーカーの集団の後方に多分いるはず。
3時間30分切りの集団が通過する時も、集団の中にいる可能性があるので集団をガン見しましたが奥さんはいない。
走っているランナーの様子を見ていて、相当暑さを感じていそうだな・・・・実際僕ものんびり走ってみたけど暑さを感じたので、こりゃ相当参加しているランナーにとってはタフな状況に違いない。
そんなことを思いつつ待っていましたら・・・・
予想通り集団の少し後方から奥さんが来ました!
本当こういう時に気の利いた声掛けでも出来れば良いのですが、いつも何を言うべきか悩みます。
かといって余計な情報も与えたくない。
3時間30分切りのペースメーカーとの差とか、伝えても仕方ないし(付ける状況ならついているはず)、
残りの距離とか伝えても、「あと○○km」と感じるか「まだ○○km」と感じるかで全然違うし、奥さんのここまできた精神状態がどんなかわからないので気軽に言えない。
27km地点で、「出しきれ!!」もおかしい。多分気合いで行くのはせいぜいラスト2km位だろう。
こんな感じで悩みに悩んだ結果、結局伝えたことはシンプルでした(笑)
「○○~(奥さんの名前)!!いい感じ!楽しんで楽しんで!!」
「34kmの所に次いるから!楽しんで!」
次は34km地点に行きます。
ここは結構な登り坂。気温も高くなり氷を持っているランナーもいるし、歩いているランナーもいる。
これは暑いわ。しかも30km以上走ってきてこの坂。
「館山若潮よりマシでしょ」などと前夜は言っていたけど、よく考えれば、アレはアレ。コレはコレなのだ。
これはキツイ。
奥さんが来る。野辺山の馬越峠でもチャレ富士の船津の坂も歩かない奥さんは当然走っているけど暑さを感じていそうな様子。氷も持っている。
「登れてる登れてる!ゴールで待ってるよ!!」
奥さんから「あと8km、行ってくるよ!」と頼もしい言葉が。
奥さんは、ここから相当上げないと3時間30分切りは厳しい状況で、このまま行くと3時間35分~40分位のフィニッシュタイムになりそう。
この季節外れの高い気温の中、よく粘っていると思う。
他にも奥さんはレースの二週間前から色々と激動だった。ハッキリ言って自己ベストを狙うメンタルにあるのかどうかすらわからない状態だった。その疲れもあると思う。
そんな状況ではあったものの、僕は奥さんが「やる」と言ったことを応援するのみ。3時間30分を名古屋で切りたいと言っていたので応援するのみだ。
「ラストの所で待ってるよ!」「名古屋走れるのもあと少し!楽しんで!」
そう告げて、僕も出来町通をバンテリンドーム方面へ走り、41km地点を目指して走って行きます。
41km地点では、最後の力を振り絞るランナーの姿が本当にすごかった。
全然知らない人達なんだけど、ゴールに向けて走って行く姿は本当に感動しました。
そんなことを思いながら、応援していると、ついに奥さんの姿が遠くに見えてきました。
どのランナーにも、奥さんにも、この道中も、この日までにも、物語があったのだろうと思います。
名古屋の街を走るのはどんな気分だった?
楽しかった?
どんなことがここまでであった?
ゴールが近づく今の気分はどんな?
そんな、聞きたくなることがたくさん出てくるような表情をみんなしております。
後で、ゴールした後にたくさん聞こう。今は、最後の一押しだ。
「ゴールまであと1km。よく走ってきた!!すげえ!!!」
「おかえり!最後だよ。ナゴヤドーム、もうそこだよ!もう後少ししかないよ!」
そんなことを伝え、ゴールへ向かう奥さんを見送りました。
家に帰るまでが遠足です
ゴールした奥さんを待っている間、EXPOを見て回ったりして、奥さんと合流した後は奥さんの名古屋ウィメンズマラソンの感想を聞きながらホテルへ戻り、荷物を受け取って、さらば名古屋。
ちなみに奥さんは3時間30分切りはならずでしたが、楽しかったとのことでスッキリした表情をしておりました。
新幹線に飛び乗り、あっという間に小田原駅。
すごく刺激をもらい、久しぶりの新幹線、ホテル泊と楽しい事ばかりだった1泊2日の名古屋ウィメンズマラソン旅が終わってしまいました。
次はついにチャレンジ富士五湖ウルトラマラソンです。
残された時間は後一か月。
いい準備をしていきたいと思います!!
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