もう数年前になりますが、突然小麦アレルギーになりました。
それまでは、マラソン大会ではエイドステーションにあるものを片っ端から食べて走っているのにお腹いっぱいとか訳のわからないことにもなっていた僕ですがアレルギーになったことで補給事情と食生活が一変しました。
そんな食物アレルギーの診断を受けるまでの体験談と今マラソン大会でやっている補給について書いてみたいと思います。
それは、突然やってきた
2017年あたりから、喘息のような症状が出るようになりました。
とりあえず、受診して喘息との診断で喘息薬を処方されてそれで症状は治まりました。
治まりましたが、面白いことにその後も食事の後に息苦しさが強くでることがあるということに気づきます。
なんでだろう~なんでだろう、なんでだなんでだろう~。
遠い昔、成人式の時に見たテツandトモが脳内を駆け巡る日々でした。
そんなある日、ひらつか夢リレー12時間個人の部でパスタ食べて走り出したら無茶苦茶苦しくなります。
その後喘息薬飲んで、1時間以上は走行不能でそれ以上体調悪くなりませんでしたがこの一件で確信します。
これ、何かはわからないけど、食べ物が関係ある。
間違いないっ!!
確定診断
確信を得た僕は病院に相談。
症状が出る時は食事の後が多い事、そして確信したひらつか夢リレー事件を説明し検査をすることに。
検査は、怪しいと思う食材と息苦しくなった前にに食べたものに対して僕がアレルギーを持っているか行いました。
検査結果
【検査結果】
- 小麦
- 大麦
- グルテン
これらにアレルギーがあることが判明しました。
この診断で、医師から説明されたことは、
【医師から説明されたこと】
- 小麦、大麦、グルテンは徹底して避ける事
- 大人になってからも食物アレルギーになることがある事
アレルギー物質である小麦等は摂取し続けることで反応がどんどん強まっていくので、絶対に避けて下さいと説明がありました。
後、大人になってからのアレルギーは治らないことが多いので「少しづつ取って治す」とかしないようにと説明を受けました。
色々な食べ物とのお別れ
さようなら、好きな食べ物達よ
僕の好きな食べ物は、
- ラーメン(足柄峠走の帰りに秦野のなんつっ亭とか神コースだったのに)
- ケンタッキー(28の日は毎月並びたいレベルで好き)
- マック
- ピザ
・・・・全部小麦やないか!!
小麦を使用しているものと「小麦を一部含む」というものを全て取らないというルールが出来ると結構食べれないものが出るのだな・・・・と感心したものです。
この時から何かを食べる時や食物を買う時は小麦を含んでいないか確認することが習慣になりました。
お酒も止めました
これを機に、お酒も止めました。
酔って間違えてうっかり小麦の入っているもの食べたら洒落にならないからです(一度やってしまいました)。
外食もしなくなりました
外食もほぼ無理になりました。
よその家で何か食べる時も警戒しないといけないし、あらかじめ小麦アレルギーであることを伝えて先方が戸惑うようならば自分で用意して持っていくようにしました。
会社の飲み会とか修行ですよ(笑)
ただでさえ行きたくないのに、
- 酒飲まず(コーヒーとか飲んでしのぎます)
- 食わず(ほとんどのものが食べれないし、お店の人に確認すると保証出来ないから食べないほうが良いですとか言われることがほとんど)
こんな感じで、数時間通すので・・・(;^_^A
もう慣れましたが。コロナ騒動が終わっても会社の飲み会だけは復活しないでほしいなぁ。
食習慣が大きく変わったけど、良かった事
こんな感じで、食習慣が一変しました。
残念な気持ちもあったものの、
- アレルギーによる体調不良がなくなったこと
- 酒を飲まなくなったこと
これらによって、すごい体の調子が良くなっていったのはよかったなと思いました。
大会での現実
アレルギーの診断が出て、今まで何でも食べていたエイドステーションの食べ物は食べれないものだらけになりました。
エイドの人に「これ、小麦含んでますか!?」とか聞けないし一度試しに聞いてみたらすごい困っていた(そりゃそうだ)ので、こちらで疑わしきは食べずのルールで行くとほとんど食べれません。
チャレンジ富士五湖のうどんエイド、野辺山ウルトラマラソンのそばエイド、奥武蔵ウルトラマラソンのカレーとか、そばとかそうめんとか色々・・・・。
全て食べれない。
味噌汁とかおにぎりも、だしとかふりかけに小麦が一部含まれているものもあるので食べれない。
これは、、、なんてことだ!!
ウルトラマラソンとかフルマラソンの時食べるエイドの食べ物って最高に美味しいのに!!
このエイドで食べる時間、楽しくて大好きな時間だったのでとても残念でした。
アレルギー診断後確立された僕の補給
エイドステーションで頂くものは果物と飲み物のみとして他はザックとかポケットに入れて準備することにしました。
フルマラソン以下の距離とそれ以上の距離で携行する補給物を分けております。
- フルマラソン以下の距離:ジェル
- ウルトラマラソン:ジェル、プロテインバー、おやつ等の固形物
上記のような感じで出場する大会の距離や所要時間に応じて携行する補給物を選んでおります。
メダリスト エナジージェル
ジェルは色々試した結果、メダリストのが好きです。
ドロッとしてなくて固めなのがお気に入りです。
フルマラソンまでの距離でしたら、携行するのはジェルのみです。
プロテインバー系
ウルトラマラソンを走る間、ジェルばかりだと飽きてしまうのでプロテインバー系のものも数種類持ち歩いております。
これらを齧りながら坂を歩くのは定番となりました(笑)
ソイジョイ
ソイジョイ。味も色々あって飽きにくいですが、ウルトラマラソン中に食べるとボソボソするのが難点だと思っております。
PROTEIN+&LOW CARB SOY CHOCO
最近すごく気に入っているのがこれです。
ボソボソせず、味と食感がとても好みです。
しょっぱい系のもの
ジェル、プロテインバー、エイドステーションにある果物、スポドリ、コーラ・・・・と甘いモノだらけでしょっぱいモノを食べたくなるので他の味のものも携行します。
えびカリとハッピーターンの2種類を持ち歩いています。
えびカリ
特に最近はえびカリがお気に入りです。
甘いものばかりになりがちな補給食の中でしょっぱくて味変効果があって、ピーナッツも入っていて、ボリボリ噛んで食べる感じがなんとも食べてる感じがして良いんです。
ハッピーターン
ハッピーターンは名前が良いのと、味ですね。
その他のもの
カステラ系やその他食感が固いものが食べたくなる時もあるので、これも持って行っております。
ルコラ GF グルテンフリー フィナンシェ
これ、美味しくてウルトラマラソン以外でも普段のおやつにもおすすめです。
チョコフレーク
個包装に分かれているので持ち運びに便利です。
おやつ感覚でバリバリ食べれるのが好きです。
芋けんぴ
芋けんぴはジップロックに入れて携行します。
芋に砂糖塗ってあるお菓子なので「糖質on糖質」なまさにエネルギーの枯渇したウルトラマラソンの終盤戦で助けてくれる食べ物です。
欠点は走りながら食べることはかなり困難なこと。
すごい激坂で割り切って歩く時に食べたりするのがおすすめです。
コンビニおにぎり
コンビニおにぎりを一つザックに入れていきます。
鮭か塩おむすび位しか小麦使っていないはないのですが、大会当日にコンビニで調達しております。
今まではドロップバックが置けたのでもう少し補給事情が楽だったのですが、今回から感染症対策でドロップバックが使えなくなり、これがまた痛いですがまぁ仕方ない。
普段通勤ランでもっと重い荷物背負って走っているのでなんとかなるでしょう!
他にも僕の好き嫌いの問題で食べれないのですがあんことか良さそうですよね。
面白そうな食材探しは続く
現状はそんな感じですが、スーパーとか行った時にいつも面白そうなものを見つけては裏のアレルギー表示を見て「これはイケるな・・・・」「これはダメか・・・・」と探しております。
このへんの食材探しも案外楽しいものです。
こんな感じで食って飲んで走って、ゴールを目指して行きたいと思います!!
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