「ああああああああ!!!勝ったーーーーー!!!!」
10/21(月)、我が家のリビングにて雄たけびを上げる中年夫婦ことこばすけ夫婦。
思えば結婚して初めて行った横浜スタジアムは、ベイスターズがボコボコにやられ、怒鳴りまくるファン、「牛島ー、那須野変えろー!!」とヤジるファン。閑古鳥が鳴いていると、ガラガラのハマスタはよく揶揄されたものだけど、実際の所は閑古鳥どころか、荒ぶり、悲しむベイスターズファンが鳴いている体たらくだった。
そこから時を超えて、ハマスタは超満員となり、ベイスターズは強くなった。
2017年には下剋上で日本シリーズへ行きソフトバンクと激戦の末敗退。
その後はCSには行くものの、勝ち上がることはなく、ペナントレースの優勝も遠かった。
長年ベイスターズファンをやっているせいか、
「生きているうちに一回優勝出来ればいいよ」
などと言っていましたが、いやいや、本音では今すぐにでも優勝してほしい。
そして、ファイナルステージ破竹の3連勝で悲願の下剋上達成、日本一への挑戦権獲得、日本シリーズ進出まで「あと1勝」となった。
ここからベイスターズは苦しんだ。長かった。
予防線なんか、ぶっ飛ばせ。
ファーストステージを戦う前から、僕は応援しつつも相変わらずの予防線を張っていた。
「どう考えても、阪神と巨人の方がペナントレースの順位が語る通り力が上。」
「今回の3位は他チームの強烈な失速による影響・・・というか恩恵を受けてのものだからCS出れるだけで御の字」
「怪我人が多すぎて、悲惨なことになりそう」
そんな予防線を張りつつも、横浜が勝つには「8点取る事」「猛烈な打力で相手を圧倒すること」が必要だと思っておりましたが・・・・
始まってみれば、猛打爆発というよりも、投手陣の粘りが凄まじく、そしてそれを盛り立てる好守の連発。
今シーズンに限らずですが、肝心の所でミスが出ていた守備陣が素晴らしい。
ウィックが怪我で離脱した影響で、相当厳しいと思っていたリリーフ陣の奮闘。
先発陣の奮闘。特にケイ投手がシーズン中は判定や不運なこと等などにイライラしてしまうことが多くみられましたが、このCSに関しては「仏のケイ」。すごく良かった。
クライマックスシリーズを戦う途中で、キャッチャー陣にも激震が。
伊藤光選手の離脱。山本選手もいない状況で、マジでヤバ過ぎる。
その中で奮い立ったのが、戸柱選手。いやマジMVPだった。本当に横浜に残ってくれてありがとう。
そんな感じで戦うベイスターズから「予防線なんかぶっ飛ばせ」という強烈なメッセージをもらったような気がした。
ロマンの塊、ショート森。
凄まじい強肩。
俊足。
バットも強く振れる。
見ていて身体能力の高さを感じざるを得ない、ショートを守る森選手。
ここまでは怪我があったり、他にも課題があったりでなかなかきっかけが掴めずにいた印象でしたが、シーズン後半からクライマックスシリーズの中で大成長。
入団時から「ロマンしか感じねえ」「俊足を生かして当てて転がすバッティングはしてほしくない」「守備でミスっても、どんどん強肩と身体能力を生かして攻める守備を」などと、お前何様だと言われてしまうようなことを森選手については思い続けてきた。
誰が何と言おうと、森選手にしか出来ないプレーがある。
そんなプレーをクライマックスシリーズで何度も見せてくれた。いや、「魅せてくれた」と言ってもいいだろう。
週末からの日本シリーズで、さらに魅せてほしい。
日本一へ、燃え上がれ。
そんな感じで色々な思いが自分の脳内で交錯しまくったクライマックスシリーズ。
牧選手の勝ち越しタイムリーと勝利の瞬間は、思わず吠えていました(;^_^A
色んな気持ちや思いがヤバ過ぎて、日本シリーズを前にソワソワしてしまっているが、とにかく楽しみ!
クライマックスシリーズを勝ち上がった勢いと自信を胸に、ソフトバンクといい試合をしてほしい。
日本一まで、あと4勝。
この4勝は、遠く、厳しい道のりだろう。
それでも、何か期待してしまう何かをベイスターズは持っている。
僕はベイスターズの事を「いい意味でも、悪い意味でも、最後まで何が起こるかわからない」を体現しているチームだと思っている。この言葉に僕のベイスターズ愛が集約されていると言っても過言ではない。
日本シリーズを正座して見届けたいと思います。
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