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2026年火祭りロードレース 振り返り

火祭りロードレース
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前日、いや、当日の朝2:00頃、けたたましく鳴るスマホ。

「ん・・・ああ、目覚ましか・・・・」

そう思って画面を見ると「緊急地震速報」。近所の家のスマホも一斉に鳴っているのか、あの独特の音が聞こえてくる。

そこそこ強い揺れがあった後、防災無線が鳴りまくる。

そんな感じで3時に起きる予定が、まさかの2時起床。そもそも、大きな地震が来る数秒前にわかったとして、何をしろというのか。

「なんでも出来ることはするべきだ」

・・・これはいい言葉のようで、ある意味呪いの言葉だと思っていて、しかも、やろうと思えば色々出来るようになった現在は「出来るけど、やらないこと」を決める方が大事だと思うし、それが難しい。

今は、「出来ることは何でもやる」ことで、苦しまなくていいことで苦しんだりすることが多いように思う。

まぁこれは生き方とか、死生観の問題になってくるのかな。

僕もある程度は備えはするけど、それ以上はしないし、何かが起きたら、もうそれは仕方のないこととして受け入れていくしかないかなと思っている。

受け入れて、そこからベターな方法を模索していく。現在は、個人レベルでも、企業レベルでも未来を憂い過ぎて未来の為に備えすぎて・・・とか、なんでもかんでも何かしらが責任を問われるようになって、それに備える為に今が苦しい、企業でもそんなことで苦しむことが多いように感じる。

結局の所、どうにもならないことってあるよね。

こういうある意味前向きな諦観こそが、今を生きる力になるというか。

・・・・。

「あ・・・こんなこと考えている場合じゃねえ。今日は火祭りロードレースだ!!」

そんな感じで、いそいそと出発への準備をする。

4月のチャレンジ富士五湖で痛めた前脛骨筋にテーピングをして、荷物をパッキングして、4時には富士北麓公園へ出発。

会場オープンの6時に到着し、仮眠。

朝、受付開始時間の時は富士山が見えました・・・・。これがこの日見た最後の富士山になるとは・・・(;^_^A

受付をしたり、のんびりと過ごしているうちにあっという間にスタート前の時刻となった。

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スタート~10km「夏の憂鬱」

相変わらず故障から立ち上がり中の身で、どれくらいで走れそうか全くわからないけど、先日のヤビツ峠走で1時間45~2時間位ではゴール出来そうな目途が付いていたので、強気に前の方に整列。

4月、この会場で開催されたチャレンジ富士五湖ウルトラマラソンで前脛骨筋炎になって、そこからジョグも満足に出来なくなって、ここまでもおっかなびっくり走り、ガンガン走る・・・ということから程遠い状態となっていた。

そんな脚の状態では、折角の夏もなんか浮かない感じ。

まさに「夏の憂鬱」。

「脛の違和感に抱かれ、走りを忘れた僕は~♪」

とラルクのファンから苦情が来そうな替え歌まで思い浮かぶ体たらく。あ、ちなみに最近は「finare」に一時ハマって聴いてました(奥さんと怖かったホラー映画の話してて、リングの話してたら思い出して聴いたらハマった)。

そんな感じで迷走していたけど、なんかゼロドロップのルナサンダルで走ると脛の違和感が出ないことに大会一週間前に気付き、そこから慌ててアルトラのエスカランテ5をポチり、エスカランテが大会前に届けばエスカランテで、間に合わなければルナサンダルで出走しようと決定。

そしたら、届きましたよ前夜に。

初アルトラ。これで出走する。なんかトラブル起きても、まぁなんとかなるでしょ。

そんなスタート前のことを思い出しつつ、「まぁ今日のやれることをやるだけだし、違和感なくここに帰ってくることが大事だよな」と改めて自らに確認。

ついにスタート数秒前。奥さんとグータッチして、いよいよ火祭りロードレースがスタートした。

火祭りロードレースのコースは、こんな感じ。

大会HPより引用。

スタートして、7.5kmまでは下りも少しあるけど登り基調。しかも少しだけ不整地あり。

その後15kmまでは下りまくって、その後フラットで、17km過ぎから富士北麓公園までは登り。

登りか下りかしかない、ジェットコースターコース。富士急ハイランドのフジヤマばり。これは楽しい。

今年故障がなければ昨年の火祭りロードレースのタイムを更新する90~95分位のフィニッシュを目指したかったけど、今は故障中の身。

自分のベストタイムとか、そういうものは忘れないといけない。

メン・イン・ブラックのアレを何度もされるが如く、入念にきれいさっぱり忘れた。

映画「メン・イン・ブラック」より引用

この日出来る上限、呼吸もパンクしない程度に、脛もパンクしない程度に。いや、脛は違和感もノーサンキューな感じで。

つまりは、心肺と脛、自分のヒャッハーな走りをしたい欲求との板挟み。

ええ、仕事だけではなく、ランニングまでもが板挟み。中間管理職の悲哀は何も会社だけではない。

そんな感じで体と心の関係各位を立てることを誓いつつ、富士北麓公園を出発し、ロードへ。

スタートしてしばらくはチャレンジ富士五湖でおなじみの所を走るので気楽なものだけど、少しすると登りがずっと続くパートに。

登りは先日のヤビツ峠走である程度プッシュしても脛に問題ないことはわかっていたので、呼吸が弾み過ぎない程度に抑えつつ登っていく。

不整地もトコトコ登っていき・・・てゆーか、不整地とか登り、エスカランテ5登りやすいな!薄底だからか、ブレないし、地面をしっかり捉えられる感じで登りやすい。

途中、給水で水を被って、登りで結構発汗していたので塩熱サプリも摂る。

不整地パートを終えると、去年超絶大迫力で富士山が見えたゾーンに入るんだけど、今年は残念ながら全く見えず・・・。ちょっとこれは残念だったけど、まぁ仕方ないよねということで。

そんな感じでコース最高点も過ぎ、長い長い下りパートへ突入。

僕は下り坂が大好きなんだけど、今している故障は下り坂を爆走するとダメなやつみたいで、自制が求められる。ここで変なテンションになって、飛ばしまくって脚を痛めたらマジで嫌だ。

頭の中で理性的に走るように、自分に念押ししつつ後半戦へ。

前半10kmのラップタイム。

10km~ゴール「無事是名馬」

僕は下り坂が大好きで、野辺山の馬越峠だろうが、足柄峠の下りだろうが、ヤビツ峠の下りだろうが、ヒャッハーな下りで攻めまくり、フラットになった瞬間失速するのをお家芸としている。

この火祭りロードレースの下りも、最高にヒャッハー出来る下りだ。

ヒャッハーな走りの脳内イメージ。北斗の拳より引用。

しかし今は世紀末でもないし、核の炎に包まれてもいない令和の時代。

しかも脛を故障中の身。

斧を持つ手は、走りのバランスを整えるべくなるべく下に、そして走りもバイクのアクセルを踏み込む・・というよりもエンジンブレーキ効かせつつ下っていくような、ヒャッハーな走りとは真逆の走りが求められる。

・・・。いい加減北斗の拳から離れよう・・・。

どんどん抜かれる。

ヒャッハーな感じで下りを楽しんでいるランナーにボコボコ抜かれる。

追いたい本能がムクムクと出てくるが、追ってはいけない。あくまで自分のペースを保持だ。今、このペースで走っているのだって、故障して以来最速のペースで走っている。違和感がないからいいようなモンだけど、これ以上はやってはいけない。

エイドの冷凍ブルーベリーを頂いて、どうにか冷静な頭を保ちつつ下る下る。

そんな感じで下りを終えて、フラットな折り返しゾーンをクリア。

スライドで奥さんとエール交換。

エイドで水を頂き、さらに水を被り、最後の富士北麓公園への登り坂へ。

脛もなんともないし、ペースも抑えているつもりだったはずが結構キツくなってきたけど、このリズムで行くしかない。脛が痛いならペースダウンや歩きもOKだけど、それがないならペースはキープだ。

ペースをなんとかキープして、大会会場の富士北麓公園へ。

ラストスパートしたい気持ちもあったけど、今日はそれもダメだ。しっかりペースをキープして、違和感なくゴールすること、そして翌週もトレーニングを継続すること、つまりは無事にゴールすること、それが大事なのだ・・・・と自分に言い聞かせる(言い聞かせていたつもりが結構ペース上がってました(;^_^A)。

それにしても、ゴール出来るって大事だよなと思う。

5月の野辺山ウルトラマラソンでは、脛の痛みが早々に出てリタイアしてしまい、悔しい思いをした。

やっぱり、どんなタイムであろうと、どんなに苦しもうと、ゴールまで辿り着けることが僕にとってはすごく大事。

「なんか・・・いいよね!ゴール!!」

そんなハチワレ構文が脳内でポンと出てくる位、ゴールの良さを噛みしめつつのゴールでした。

後半戦のラップタイム。

まとめ

結果は1時間40分53秒。今の僕には出来すぎなタイムで、しかも脚に違和感も出ずゴール出来て、本当に良かった。

ゴール後は奥さんをお迎え(今回も安定の入賞でトマトをゲットしていました。すげえ。)。

完走メダル。凝っててかっこいい。

5月の野辺山ウルトラマラソンが終わった後は、火祭りロードレースに出れるのかどうか不安な状況だったけれど、こうやって楽しんで走ることが出来て本当に良かった。

この日は大丈夫だったけれど、まだスピードや距離を追ってガンガンやるのは早計な状況。

この後も、ゆっくりジョグを中心にトレーニングをしていって、10月の手賀沼ハーフ、12月の富士山マラソンを目指してやっていきたい。

後は、来年のチャレンジ富士五湖と野辺山ウルトラマラソンのエントリーが始まる10月位には、ウルトラマラソンのトレーニングが出来る位の目途がついた状態にまで戻せるといいなぁと思っています。

もし目途がつかなければ、エントリーは見合わせるつもり。

でも、この日の火祭りロードレースでひとつ完全回復に向けていい材料が出来たように思います。

あともうひとついい材料としては、「シューズジプシー問題」が解決したかも。

脛を故障してから、どうもこれまでの決戦シューズ(ハイペリオン3)を履くと脛に負荷が掛かりすぎるような感じがありました。シューズの性能がオーバースペック過ぎることと、僕には柔らかすぎて、厚すぎた感じ。

ハイペリオン3は間違いなく良いシューズなんだけど、僕側の事情でどうにもこうにも。

そんな中で薄底・ゼロドロップのアルトラのエスカランテ5がドンピシャでハマってきた。もちろん、このシューズだと薄底だからクッションの恩恵はそこまでないし、推進力だってそこまでない。そこを自前でどうにかする鍛錬が必要になってくるけど、今の自分にとっては違和感が出ずに走れる可能性の高いシューズの方が良い。

そんな感じで自分の脛やシューズでモヤモヤしていたことに、少し解決の糸口が見えてきたこと、そして楽しく走れたことが本当に良かった。

なんとか、来年4月のチャレンジ富士五湖でここに戻ってきたい。

そんなことを思いつつ、家路に着くのでありました・・・・。

2026年火祭りロードレース 振り返り 完

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